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2018-12

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No.24≪塗料について‐①≫

梅雨入りしたとはいえ、降ったのは2日間だけ。しばらくは良いお天気が続きそうですね。
此花区の舞洲では「あじさい展」「ゆり園」が開催されています。ちょうど見ごろでしょう。
私もこの週末と7月1日、2日は舞洲へ。「ロッジ舞洲」の入口でプチイベントです。。。


では今回は塗料についてのお話をしますね。

塗料といっても非常に多くの分類に分けられます。用途により使い分ける必要があります。
今回は一般的なもの、いわゆる「ペンキ」についてご説明します。


まず、塗料は全て「水性」「油性」に大別されます。

【エマルジョンペイント】・・・一般的には「水性塗料」と呼ばれる物です。
酢酸ビニールやアクリル樹脂を細かく泡立てて水で乳化させています。
水が蒸発すると残った合成樹脂が丈夫な塗膜になり、固まった後は水に溶けません。
水で薄められ、ハケの手入れも水で簡単なので広く使われています。

【油性ペイント】・・・建築業界では略して「OP」などと呼んでいます。主に屋外用です。
結合剤としてアマニ油やペイントうすめ液が使われ、耐候性に非常に優れています。
ただ、乾燥に時間がかかる事や、溶剤の匂いなどに問題も・・・
薄めるときやハケの始末には、ペイントうすめ液、シンナーを使います。 


そしてこれらは、顔料や樹脂に加え添加剤などによって構成され、それぞれに特徴が。

【アクリル樹脂塗料】・・・建築物の内・外壁の仕上げ塗料として代表的なものです。
耐薬品性・耐候性に優れており、耐久性も割合に高く、価格も安い部類です。
速乾性で作業効率は良いが塗料の不揮発分が少なく、肉もち感が劣る短所があります。
エマルションタイプ(AEP)は内装塗料の定番として使用されています。
 
【ポリウレタン樹脂塗料】・・・ポリウレタン樹脂塗料には1液形と2液形があります。
1液形は床用塗料として、2液形は、木部塗装の高級仕上げとして使われます。
光沢、肉もちが良く、 塗膜が強靭で付着性や乾燥性に非常に優れています。
また、耐薬品性、耐水性、耐候性も強いため屋外の使用に適します。

【フッ素樹脂塗料】・・・主に建築物の金属系素地・セメント系素地に使用されます。
炭素のフッ素結合を有する樹脂を使用した塗料で1液形と2液形があリます。
非常に高い耐紫外線性をもち、光沢保持率も良好。耐久性も15年程度と優れてます。
 
【アクリルシリコン樹脂塗料】・・・フッ素樹脂塗料とともに「超耐候性塗料」と称されます。
非常に高い耐久性をもちながらも、コスコストパフォーマンスのよさが評価されています。
 


次回も引き続き「塗料」のお話を。。。


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施主様自身が現場にてドア枠の塗装作業を。

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木製のプランターの大量生産。このような場合はカットする前に塗装した方が効率的です。




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No.24≪タイルについて≫

街ではチラホラと桜が咲きだしたようですね。事務局の近隣には桜の名所も多いのです。
市内では「石上神宮・天理ダム」かな。隣の桜井市は「大神神社・阿部文殊院・談山神社」など。
もっとも、私の自宅の窓からは「山の辺の道」に面する桜並木の広場が。毎日が花見。。。(^^)


さて、いきなり「タイルについて」なんて。そう、実は「建築豆知識」を連続掲載していたのです。
ですが、何かと追われていて… 気づけば3年近くも更新していませんでした…(・・;)
この豆知識、実は… 原文は13年も昔の物。メールマガジンでお送りしていた頃の記事です。
諸々のバタバタが少し落ち着いてきたので、ボチボチとアップしていこうと思います。。。(^^)b


では、今回は「タイル」についてのお話をしましょう。

「タイル」とは・・・そう、ご存知の通り「焼き物」です。
耐水性、耐火性、耐侯性などに優れ、デザインや色彩の自由性も高いです。
建築物の被覆材としては非常に優秀な素材と言えます。
タイルは一般的に、長石や硅石、粘土などを高温で焼成して作ります。
その素地の質や、吸収性によって磁器、炻器(せっき)、陶器に区分されます。

【磁器質】・・・焼成温度は1250度以上。 吸水率1%以下です。
素地は透明性があり緻密で硬く、たたくと金属的な清音を発します。
ヨーロッパでは磁器タイルの吸水率は0.5%以下のものが多くみられるようです。
一般的には「釉薬」を掛けて焼成しますが、土に混ぜてしまう事も。

【炻器質】・・・ 「せっき」と読みます。焼成温度は1200度前後。吸水率5%以下です。
磁器ほどの透明性はないが、陶器質に比べ素地は硬く吸水性が少ないのが特徴。
ただし、吸水率が高いものは寒冷地における凍結破壊が起こる可能性があります。

【陶器質】・・・ 焼成温度は1000度以上。吸水率22%以下です。
素地は多孔質で吸水性が大きく、たたくとゴツゴツとした濁音を発します。
スペインなどでよく見られる「テラコッタ」などが該当します。
強度は低く、表面はザラザラとした感じです。素肌にはお勧めできません。
吸水性が高いため、水がかりのある箇所では凍結破壊の可能性も・・・
しかし、その風合いから「プロバンス風建築」などに多用されます。

他に「土器質」なども有りますが・・・住宅に使うのにはかなり覚悟が・・・

次回は「塗料」のお話をしましょう。


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Rabbit Garden(天理市) 2009年 200角のテラコッタ(陶器質)に白目地仕上げ  


No.23 ≪外壁の仕上げ材について≫

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週末ごとに夏日のループ。先週末は松阪でイベントへの出店でしたが…
暑いを通り越し、焦げました…(笑) で、木陰へ避難し、気づけばウトウトと。。。

木陰ってのは凄いのです!陽射しを適度に遮り、風は通します。多少の雨は根元に導きます。
そして「1/f」のゆらぎ。計算や言葉では表しにくい、自然倫理から生まれるリズム。
パラソルやタープの下よりも、ずっと心地よいのは「人為的ではない」から、かもね。。。



さて。今回は「外壁の仕上げ材」について。

外壁の「下地」「構造部」に関しては前回お話しました。
その中で「ラス・モルタル」「RC」「ALC」などは何らかの「仕上げ材」が必要となります。
今回はそんな材料のお話を致します。



【リシン】・・・大きく「かき落とし」と「吹き付け」の手法に分かれます。
「かき落とし」は細かい大理石を混ぜた色モルタルを塗り「クシ状」の金属でかき落とす方法です。
表面はざらざらした感じに仕上がります。割に手間がかかるので最近では見る事が少なくなりました。
「吹き付け」は同様の素材をスプレーガンを使って吹き付けます。仕上がりはやや荒い感じに。
ガンの口径で「粒」の大きさを変えます。吹き付ける材料の違いによって雰囲気はかなり変わります。


【 吹き付けタイル】・・・ 仕上げ材料を吹き付け、セラミックタイルに似た光沢のある模様をつくる工法です。
場合によっては、表面をローラーやコテなどで抑えたり、サンダーで削ることもあります。
施工が簡単で、さまざまな模様ができることから、建売住宅などの外壁仕上げの主流でした。


【スタッコ 】・・・モルタルの下地に、吹き付け用に調整したセメントモルタルを厚く吹き付けます。
大きな凹凸面が出来るのではっきりとしたテクスチャーを作ることが出来ます。
コテやローラーで凸部を押さえて平坦にすると、「左官仕上げ」に似た仕上がりも可能です。


【樹脂系】・・・「アクリル樹脂」や「シリコン樹脂」などの種類が有ります。
一般に「弾性」で、下地のクラックなどにも追従します。カラーも豊富で施工性も良好。
「リシン」や「スタッコ」に代わって、仕上げ材の「中心格」となりつつあります。


次回は「タイル」についてのお話をしましょう。



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法隆寺の町屋(斑鳩町)2005年 アクリル樹脂の荒らし仕上げ



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No.22≪外壁材について≫

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モッコウバラも散り、羽衣ジャスミンの香りが風に流れてきます。
バラが咲き誇る季節を迎え、春は急ぎ足で初夏へと向かいます。

とは言え、今年は4月半ばから「夏日」が何日も… 28℃とか…
どうにも、季節感がおかしくなってきますね… 花も体も驚いてる…(汗笑)



それでは、今回からは「外壁材」についてのお話をします。


古来の日本の住宅の外壁は「土壁」か「板張り」でした。
現代では「早い・美味い・安い」のサイディングが主流となりました。
「モルタル+左官仕上げ」の建物は、こだわりの強いう方だけのものとなりましたね…


【土壁】・・・土とわらで作った、日本古来の壁です。表面は「漆喰」などで保護します。
かつては民家をはじめ、納屋や社寺建築にも用いられたが最近は激減・・・
適度な「断熱性」「通気性」を持ち、一般に「夏涼しく、冬暖かい」と言われています。
ただ、その断熱性や調湿性は、現代社会の生活の基準を満たすことは困難です。
「気候や環境の変化に耐えて長く持つ」「材料が循環型なので環境にやさしい」などの特徴も。
接着剤や石油系物質などを使わないので「自然派」の方に見直されています。


【板張り】・・・外壁を12㎜~30mm程度の板で張り込みます。縦張り、横張とも使われます。
住宅の場合は「土壁」の保護材料として「下見板張り」「突きつけ」などで貼られます。
倉庫、納屋などは板材のみで「底目貼り」にすることが多いですね。
西海岸風の「アーリーアメリカン」の外壁はテーパー状の板を「下見板張り」にした物です。
俗に「オーバーラップサイディング」と呼びますが、現代ではセメント系の代用が多いですね。


【ラス・モルタル】・・・下地の板材に防水紙を貼り、「ラス」と呼ばれる金網を張ります。
その上に「モルタル」を二回以上塗りこんで下地を作ります。
表面の仕上げは「吹き付け」「左官仕上げ」など。様々なテクスチャーが可能です。
耐火性能は比較的高く、貫通力に関しても強い力を発揮します。


【サイディング】・・・石綿系の窯業サイディングの一般総称です。
コスト的にも非常に安価な物から揃うので「建売住宅」「ハウスメーカー」に多用されました。
当初は「安物」のイメージが強かったのですが、新しい商品は質感も高く耐久性も向上。
「個性」の演出は難しいですが、将来的な張り替えも安易に出来るので現在の主流です。


【RC】・・・鉄筋コンクリートによるモノコック構造の外壁です。
無機質的な外観をそのまま「表し」にしたり、塗装で仕上げたりします。
コンクリートを打ち込むため、気密性、遮音性は非常に高く、耐久性も最高値。
ただし、蓄熱性も高いため、断熱工事には十分な考慮が必要です。


【ALC】・・・鉄骨や木造の柱に「軽量発泡コンクリート」を張り込みます。
断熱性、耐火性の高い素材で「店舗」などには非常に効果的。
「遮音性」にも優れているため「防音室」などにも使用されます。
外壁の「目地」を埋める事が出来ないので、意匠の自由性には劣ります。



次回は外壁の「仕上げ材」についてもう少し詳しくお話しましょう。



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Rabbit Garden(天理市)2008年 彩色モルタルの荒らし仕上げ



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No.21≪バルコニーの防水について≫

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しばらく間が開いてしまいましたね… この時期はイベントラッシュでチョット多忙…
みなさまは素敵なGWをお過ごしになられたでしょうか?お天気も良かったですしね~

私は結局「富山・大阪・京丹波・松阪」と巡業の旅でした…(汗笑)
この週末は「けいはんな記念公園」にて、主催イベント【miniポケ】を開催いたします!
2日間、それぞれ50店舗が賑やかに芝生の広場を彩ります!ぜひお越しください。。。



さて、しばらく放置していた「「勉強部屋」を再開いたします。数回は続けようか…
御要望があれば、パートタイムで他の話題にも触れてまいりますので。。。


では、今回は「バルコニー・陸屋根」の防水に関してのお話です。

一口に「防水」と言っても、実は様々な材料が使用されています。
現在もっとも多く使用されているのが塗膜防水で、全体の約80%以上にのぼります。
次いでシート防水、アスファルト防水などとなっています。
塗膜防水は、さらにFRP防水、ウレタン防水、アクリル樹脂防水などに分けられます。
木造住宅に関しては「FRO防水」が主流となりました。



【FRP防水】・・・FRP(ガラス繊維強化樹脂)素材を使用した防水工法の事です。
一般にFRPは軟質と硬質がありますが、屋上などで使用するFRPは軟質です。
ガラスマットを2液型弾性ポリエステル樹脂ではさみこみ柔軟性を持たせています。
これにより地震等の揺れにも下地が追従し表面に亀裂などが発生しにくいという利点があります。
また軽量で紫外線や太陽光線などの熱にも強く、あらゆる建築防水の主流になりつつあります。


【ウレタン防水】・・・一般的な塗膜防水です。防水塗料を塗り重ねて防水の厚みをつけます。
通常は補強シートなどを下地に使用し、その上からウレタン樹脂を塗布していく工法が主流です。


【アクリル樹脂防水】・・・「溶剤」の代わりに水分を蒸発させて防水層を形成します。
このため、溶剤などに含まれるVOC(揮発性有機化合物)を発生しません。


【シート防水】・・・シート防水材(合成高分子材)などを繋ぎ合わせていく工法です。
シート単体強度はありますが、シートを繋ぎ合わせた箇所の施工精度が重要です。
施工不良があれば年数経過とともに圧着した部分に剥がれや浮きなどが発生します。
比較的に面積の広い部分への施工に向いています。


【アスファルト防水】・・・溶かしたアスファルトをルーフィング層と交互に積み重ねていく工法です。
施工方法は大きく「熱工法」と「トーチ工法」に分かれます。
「熱工法」は200℃以上で溶かしたアスファルトを液状で敷いていきます。
「トーチ工法」はトーチバーナーであぶってくっつける工法です。
問題点は施工時に発生する「悪臭」と、その素材の「重量」です。
ビルの屋上など、コンクリート作りの大規模建築物に適しています。



次回は「外壁材」についてのお話をします。



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未来鞍(葛城市)2007年 FRP防水に玄昌石貼り



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理想建築工舎CRAFT:代表理事
Pocket Marche E.C:事務局長
Flourish Gardening:事務局長
CRAFT DESIGNS:Planner
Rabbit Garden:Manager

堤 義樹

Author:堤 義樹
【理想建築工舎CRAFT】は、プランニング&デザイニング、設計、をはじめ、建築に携わる全ての職種に於いての専門家で構成されたプロフェッショナル集団です。設備機器や輸入資材は原価を完全公開。もちろん材料の支給、セルフビルドもOKです。「木・石・鉄・ガラス」など世界各地のあらゆる自然素材を可能な限り取り入れ、太陽や風などを積極的に活用し、自然と共生する住宅を提案し、施工いたします。

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