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2018-12

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高知・吉良川町の水切り瓦の意味。。。

先日のブログでもお伝えしましたが「理想建築工舎CRAFT」は業務分割いたしました。

一つは、建築コンサルタント非営利団体としての【理想建築工舎CRAFT】として。
そして、デザインやプランニングを担う【CRAFT DESIGNS】として。
15年目にしての名称と業務の変更となりますが、今後とも宜しくお願い致します。



さて。先月の末から近月初にかけ、高知市を放浪してまいりました。。。
現場も小休止中であり、まとまった休みが取れるチャンスだったので。
高知までは、なかなかフラッと行ける距離ではないですからね。。。(^^)

いろいろ見たい場所、体験したいもの、訪れたい方にも会ったりとバタバタでしたが…
その合間には、やはり「建築」というキーワードが付いて回ります。
今回も、いくつか「面白い建物」を見て回りましたのでご紹介。まずは「吉良川町」です。

高知県室戸市の吉良川町。炭などの商船が出入りする港を持ちます。
廻船町であると共に商人町。非常に繁栄したようです。豪商の屋敷が多く立ち並びます。
重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定され、その町並みは素晴らしい物。。。

特徴的なのは「水切り瓦」と呼ばれる、壁から直接飛び出した何本もの屋根筋。
本来の目的は漆喰の外壁を守ることなのですが、次第に権威を示す装飾となりました。
そう、各地でみられる「うだつ」などと同じです。「ワシは金持ちじゃぁ~♪」ってね~(^^;)

元来、高知県は優秀な左官職人を持ちます。「土佐漆喰」の技法は日本一とも言えるでしょう。
同じく「重伝建」に指定される、安芸市の武家屋敷町も素晴らしいのですが…
吉良川町の建物は… 過装飾を極めたとも言えるかも。いや、下品ではなく…(^^;)

倉敷の町並みなどに代表される「なまこ壁」も随所に見受けられます。
装飾的な筋違目地、合理的な一文字目地の両方が存在します。いずれも街に調和しています。
また、戦後の頃にはレンガ貼りなども流行したとか。僅かですが見かけました。。。



私は、基本的には「過剰な装飾」は好みません。シンプルな方が好き。
「形状は機能を伴う」ことを前提としますが、それは時と場合。かなり過剰なことも…
それは、そのデザインに「理由がある」ということ。「訳ありでこんな風に」ということです。

湖水地方のデザインなら白黒のシンプルデザインだけど煙突は必須だとか。
ステンドグラス、ロートアイアンの手すりや面格子、日本には向かないバレル瓦なども。
必要じゃないかもしれないけれど。でも「重要」だったりするのです。
そう、「無駄」かもしれませんね。でもね。それは、と~っても大切な「無駄」なんです。。。

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こちらは【理想建築工舎CRAFT】【CRAFT DESIGNS】の統合HPです。
現在、業務分割によるリニューアル中です。
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郡上八幡の町並み

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しばらくぶりの更新となりました… まぁ、これでも早い方?(汗笑)
少し旅に出ておりました。えぇ、仕事と趣味を兼ねて。。。



まずは郡上八幡の街。興味はあったけど、いつも高速で素通りしちゃってたので。

2012年に「郡上八幡北町」が重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されました。
もっとも、建築当時の建物が完全に保存されているものは少ないです。
ですが、何度も手を加えて現在に至っているので、リアルな生活感を感じます。
何百年も昔の建物を、現代も大切に使っていることは素晴らしいことだと。

印象的な「うだつ」ですが、もちろん隣家よりの防火には一役買います。
ですが、奈良の「菟田野」などに比べてひときわ大きい。これには理由があります。

高山の町などもそうですが、一階の玄関庇(下屋)よりも二階の庇が張り出しています。
これは、大屋根に積もった雪が、玄関よりも前に滑り落ちるように。
この雪は、各戸の前を流れる水路に自然的に流れ込みます。豪雪地域の知恵ですね。

この二階の庇を支えるため、桁を1尺ほど持ち出し、垂木は3尺。合計で4尺の庇。
この破風を支えるのにも、大きなうだつが必要となるわけです。

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郡上八幡北町 うだつの町並み



この地域の生活は、常に「水」と関わります。街にはいくつもの水路が。
これらは飲用水や野菜洗い、お風呂、そして冬の名物「こいのぼり」を晒すのにまで。
あちこちに「水場」「水船」が点在し、現在でも日常的に使われています。

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やなか小径


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いがわ小径



城下町、門前町の面影を今に留め、今なお「生活の街」として有りつづける郡上八幡。
「郡上踊り」などで有名ですね。面白い一面では「食品サンプル」の街でもあると。。。
今では見ることも少なくなったロウ細工の商品サンプル。なかなか興味深い物でした。

お城は再建された物ですが、それでも木造で80年以上も経ています。
その天守閣から望む風景は素晴らしいもの。。。往年の城主が見た風景ですね。。。
 

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郡上八幡城



「街」があり、その「環境」があり、「生活」のための「家」があり「人」が住まう。
これは昔も今も変わらないことです。その地域による「必需」はそれぞれです。
必要なもの、大切なこと。それらを見極めたうえで「現代の町屋」は創られます。。。




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舞子~垂水~芦屋の旅

今月の中頃に、チョット神戸方面へ。。。

毎度お馴染み?の「A氏」と待ち合わせ。まずは定番となってしまった「安藤建築」の探索です。今回は個人邸なので詳しい情報が無い…Webで見つけた写真が一枚。明石海峡大橋の位置から「舞子の浜」だと判断。どうにかたどり着いた…というか、とても解りやすい場所でした…(汗笑) 
「4m×4mの家」と、「4m×4mの家(2)」近年の安藤建築としては珍しい個人住宅です。もちろん生活をされているので内部は見る事が出来ません。が、いろんな方がレポを上げていますので検索してください。一棟はRC、その後に別の方へ木造で。この辺りの感覚が…安藤氏のスゴイところなのでしょう。。。(汗笑)

続いて「舞子ホテル」へ。大正14年建築の洋館です。現在は宿泊施設として使われていますので…中庭までソ~ッと入って眺めるにとどめました。男二人で泊るのはイヤだ…(笑) 海沿いへ車を走らせて到着したのは「移情閣」です。現在は「孫中山記念館」として公開されています。こちらは 大正4年の建物で、日本最古の「木造コンクリートブロック造り」だそうです。内部は中国風の装飾で非常に贅沢な作り。素晴らしい建物でした。

その後は「塩屋~垂水」辺りをウロウロ…「ジェームス山」界隈に、興味のある建物がたくさんあったのですが…道が細く、曲がりくねっていてたどり着かない…(泣) で、諦めて宿へと向かいました…(汗笑)

ユックリと温泉に浸かり、食事を取って早々に就寝。。。

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これも…建築物…(汗笑) インパクトはかなり大きいよね。


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この「橋」というのも素晴らしい構造美ですね。機能の集約なわけですから。


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「4m×4mの家」です。その名の通り。。。(笑)


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「舞子ホテル」のファサード。中から従業員の方が怪訝そうに…で、即退散!


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「移情閣」の外観。3棟の建物で構成されています。


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何とも贅沢な室内…中国の革命家らしい?作りですね。


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天井には2匹のドラゴ~ン!ちなみに壁は彩色された「唐紙」貼りです。





明けて朝。しっかりと朝食を取り、向かったのは芦屋です。今回の最大の目的?の「ヨドコウ迎賓館」へ到着!開場前だったのでテラスでノンビリ。神戸の湊の先には瀬戸内の風景が広がります。素晴らしい光景と気持ちの良い風。これだけでも、ここへ来た値打ちがあるね。。。(穏)

で。その迎賓館ですが、天下御免の「フランク・ロイド・ライト」氏の代表作です。10年ほども前から訪れようと思っていたのですが、ようやく叶いました。ライト独自の空間構成、細部のディテール、大量の大谷石を用いたテクスチャー。過剰とも言える装飾は「不規則の中の規則」を感じます。「光と陰」「広と狭」「明と暗」などの構成変化による空間表現は文句なしに素晴らしい!
これらの要素を一般住宅にそのまま取り入れることは難しいと感じるでしょう。しかし、彼の意図した「理由」を考えれば納得が出来るのです。そして、それらを一般住宅に活かすことが出来るのです。「理由のあるデザイン」には、規模や予算は関係ないのです。。。(謎笑)

ふう。。。お腹いっぱい!とライト建築を堪能したところで…どこへ行こう?東灘区を探索つもりだったのですが、急遽予定変更!にて「芦屋・六麓荘」へ。言わずと知れた「超高級住宅街」です。急な坂道を登っていくが…うん?まぁ、立派な家だけど…普通だよな? ところが、芦屋大学を超えた辺りで急に区画が大きくなり…なんじゃぁこりゃぁ~!!!な家ばかり…(驚) ケタが違う。一区画は300坪を超え、その建物は…「城」です…家じゃない。「白馬の王子」や「アラブの大富豪」が出てきてもおかしくない…(笑) ま、目の保養とネタにはなったが、参考にはならないな…(汗笑) で、個人宅なので写真は撮らずに下山いたしました。。。


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宿から見下ろした風景。立派なホテルの裏側はこんな感じでした。。。(汗笑)


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迎賓館の「一番見晴らしの良い部屋」を下から見上げたところ。


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その部屋の内部です。見事な「光と陰」の構成。。。


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天井の見切り間際に配された小窓…って…全部、小さなドアが付いてるぞ!


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ライト氏は「作り付けの家具」が大好き。複雑な構成の飾り棚です。


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和室の床の間。和洋折衷?不思議なデザインです。。。


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欄間は真っ青に錆びさせた細工銅板。こだわり、ってっか…もはや意地?(笑)





今回の旅での収穫。「形は機能を伴う」←バウハウスの原則とも言うべき言葉ですが、単に機能追求を満たすだけではなく、自然との調和と共生、伝統や文化に加えて「遊び心」をも満たした上で成り立つ物があるのでは?ということ。ガウディーの自然倫理に根底を置くテクスチャー。ライトのデザイン。日本古来の城郭の美しさ。古民家の機能性。工業施設の無機的な機能美。イギリスやフランスの伝統的な建物。それらの持つ「美しさ」はなぜ生まれるのか。まだまだ私ではたどり着かない部分ではありますが、一律的な住宅とは全く違うデザインを提案し続けたいと思っています。。。




淡路島建築物探訪記 (その弐)

朝。。。昨夜は早く寝ちゃった(飲み過ぎ、だな…)ので、とても心地の良い目覚めです。露天風呂でユックリと脳味噌を活性化させます。朝ご飯は当然に山盛り三杯!いや…四杯食べたか…(汗笑) あまり急ぐ必用もないのでユックリと身支度をしていざ出発!そう、今日は「安藤建築でお腹いっぱい」になる予定。。。



まずは「TOTOセミナーハウス」へ。ここは一般客が宿泊施設としても利用できるのです。っても、我々は全くの「飛び込み」ですからね…まぁ、いざとなればTOTOの知り合いの名前でも出してごまかそう!(笑) 

そんな勢いでいざ進入。まずは…玄関。なんじゃこりゃぁ?の自動ドア。横幅が4Mほどもあるのです!まず…必用…無いだろうなぁ…(汗笑) 中はほとんど人気がない。宿泊客がチェックアウトした直後なので、掃除の方々がお仕事してました。「こんにちは~♪」とにこやかに挨拶を交わせば「不審者」とは思われないでしょう。。。(爆)

「直交」「直角」を嫌うかのごとく、複雑な角度で幾何学的に構成された平面。一般的な宿泊施設では当然の「開放感」とは全く逆に、閉鎖的で薄暗い通路。それらに対比するかのようにスクエアーで開放的なホールと客室。「閉」から「開」へ。「暗」から「明」へ。意図していることは、と~っても理解できます。実は…同様の「錯覚」を利用した平面構成、ボクの常套手段ですから。。。(笑)




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自動ドア…デカ過ぎ… 板壁の奥はフロント、正面は海の見えるガラス張りのホール。


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エレベーター塔へは雨ざらしの橋を渡るって…「建築は自然との闘い」なんですね…(汗笑)


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この構図を見て「足場はどうやってかけた?」と思った人は…普通の方です。。。(笑)



A氏は…はや興奮気味。非常に満足な笑顔です。彼がこんなにはしゃいでいるのを見るのは久し振りだな…日々を「社長」として過ごしていると、妙な緊張感と退屈が繰り返されるのです。ボクとの旅は、彼がその役職を捨てられる時間なのでしょう。。。

時間もあるのでチョット寄り道。世界旅行へと参りましょう! 「淡路ワールドパークONOKORO」へ立ち寄ってみました。まぁ…お子様向きの施設なのですが、世界の有名建築物がミニチュアで再現されているって公園です。オッサン二人があまりにも浮いていたことはご想像の通り…(汗)




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…やっぱ…この場所には似合わないね…二度と来ることはないでしょう…(汗笑)


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っても、面白くなかった訳じゃないんですがね。できれば現物を見たい…(無理?)





世界一周を30分ほどで終えましたので~(笑) 次の安藤建築「本福時」へ。テレビなどでも何度か取り上げられたのでご存じの方も多いでしょう。円形のRC造りの寺院の屋根が池になっているという…まぁ、一般人では考えられない構造。檀家の人々、全員が反対したというエピソードを持つお寺です。A氏は…「おぉ~っ!これですわぁ~!テレビで見た世界ですわぁ~♪」…はい、強烈にテンションが上がっております…(汗笑)
 




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この風景をご覧になられた方も多いでしょう。ハスの花が綺麗でした。。。


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池の真ん中に、地下の寺院へと続く階段。その「狭さ」は緊張感を…


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…「東京大学 安藤忠雄 教授」と…「安藤のオッチャン」じゃないのですね…(汗笑)


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寺の外部を半周して入り口にたどり着くのです。これは帰り道。


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裏側から見てみた。厳密には地下ではなく「半地下」の構造だね。





その興奮もさめやらぬまま、早々と最終ポイントへ向かいます。もちろん〆は「淡路夢舞台」です!んっと…ボクは3度目ですね…感動はもう無いんだけど、訪れる度に「違う何か」を見つけます。 肝心のA氏は…どうやら疲れてきたかぁ?いや、あまりにものスケールの大きさに実感がわかないらしい。そりゃぁ、日頃は住宅や店舗しか扱わないからねぇ。。。それでも積極的にアッチコッチと歩き回ります。ボクは…ガイド役に徹しておりましたデス。。。




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言わずと知れた「夢舞台」の中心部。池の底はホタテ貝の貝殻で埋め尽くされています。


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A氏曰く「危ないっちゅ~ねん!」な廊下。意味?意図? …ワカラナイ…(謎)


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百段苑の展望台から見下ろす風景。まぁ、理屈抜きにして気持いい。。。




一通りの散策を終え、一階のレストランで遅めのランチ。二日間を振り返って「あぁだ、こうだ」と建築論議。日頃から椅子に座ってばかりで運動不足なので…足腰に疲れを感じるが、頭の中はこの二日間の建築物がグルグルと回っているのです。ま…ある意味での「建築バカ」だな、二人とも。。。(汗笑)




古民家や巨大建築、有名建築家の作品を巡る旅。目の当たりにしたもの全てが、我々の設計にフィードバックされる訳じゃない。いや、その多くは実現はおろか参考にすらならないものかもしれない。けれど…「大切な何か」へのキッカケはそこにあるのです。先人達が築き上げてきた建築物には、とてつもない知識と経験、センス、アイデアが盛り込まれているのです。それらを「ふ~ん…」と見流してしまうのではなく…頭の中でスケールダウンし、時空の壁をワープし、現代の住宅という絵図に塗り込んでみれば…素敵な空間になる、かもしれないね。。。




淡路島建築物探訪記 (その壱)

諸事情にて?しばらくぶりの更新です…(大汗)

9月24日~25日、恒例の「建築物探訪」に出かけました。例によって「A氏」との二人旅です。今回のターゲットは淡路島。実はA氏は「安藤忠雄大先生」とは2回会っているのですが、彼の建築物を実際に見たことがないのだとか…いや、見かけても気付かない場合もあるのですがね。で、淡路島の安藤建築3ヶ所&その他のスポットをを廻ろうと。っても…ボクはほとんど過去に訪れているのですが、まぁ、時を経ればまた違った見方が出来るかな?

それでは今回も、写真の羅列にてお送りいたします。各施設や建築物の詳細に関しては、恐縮ですが御自身で検索いただけますよう御願いいたします。。。(汗笑)



明石海峡大橋(これも素晴らしい建築物だよね…)を経て「海外」へ逃亡~(爆) 安藤建築への探訪は明日に回し、まずは「野島断層保存館」へ。阪神淡路大震災の爪痕と惨事を後世に伝えるべく建てられたものです。数々の写真や展示物はもとより、断層そのものを保存しています。



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野島断層の保存施設。自然の力に驚愕しますね…


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阪神淡路大震災の揺れを体験できる機械。これでも「立て揺れ」は省いてるとか…




その後は淡路島の西海岸沿いをダラダラ~っと流します。男二人で訪れるような見所はあまり無いのですよ…お花畑やハーブ園に佇む姿はキモチワルイでしょ?(爆) で、ひたすら南下の途を辿ります。途中で山越えして、今回の宿がある「福良港」へ到着。少し時間があるが…いや、あそこはいろんな話しがあるからなぁ…ヤバイと思うが…どうしようかな…

何の話し?実は…すぐ近くの丘を登った場所に、丹下健三氏の設計による「戦没学徒記念館 若人の広場」があるのです。石組みをテクスチャーとした大胆で素晴らしい建築物「な・の・で・す・が」…どうやら「出る」らしいのです…そう、戦没者の霊が…(恐)

「ほ~…行きましょ!大丈夫ですってぇ~」などとお気楽なA氏…おいおい、ホントに大丈夫かよ~?怖いの、苦手なんだから… などと言いながらたどり着きました。幸いにも?もう一組、建築家とおぼしき男性二人組と出会わしました。なんとなく安心?して施設へと足を運びます。

廃墟…ですね… 石組みを垂直に積上げた見事な技術。青い空をスクエアーに切取るディテールは圧巻です。少し離れた場所から望む全貌は、城郭や要塞のようにも見えます。過剰な装飾を省いたデザインは美しいね。。。 しかし…怖い… 内部に入ってみたのだが、色褪せた特攻隊の方々の写真、朽ち果てた展示物の残骸、割れたガラス… 地下に通じる通路の辺りでは「入るなオーラ」が全開…こうしてキーボードを叩いていても、その時の空気を思い出してしまいます…(激怖)


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人気のない場内は…何とも言えない風が流れています…


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にしても、素晴らしいディテールです!まぁ、石組みはRCに貼り付けてあるんだけど。


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道幅の狭さが石壁の高さを強調しています。これは住宅にも取り入れる事が出来るね。


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高台から見下ろす海が、なんとなくもの悲しく…


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空間を鋭角に切り裂いてそびえ立つ慰霊碑。あまり施工精度は良くなかったな…


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展示室?を反対側から望めば…砲台のようにも見えますね。



一通り散策を経て車に乗り込み…もう一つ建物があるな?廻ってみれば、それもこの施設の一部でした。南欧をイメージした?一般的な洋風建築物だが…やはり何とも言えない怖さを感じます。よく廃墟で写真を撮ったりしてるでしょ?あれって怖くないのかな…ボクは、外観からは写したけれど、内部ではとてもシャッターを切ることが出来ませんでした…

緊張感からか…不思議な疲れ?そんなものを感じながら宿に到着。格安のプランながら、温泉に癒され、うまい料理と酒にドップリと浸かり。。。泥のように就寝。。。

あ、その日の夜は「何も」出ませんでした…(汗笑)





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代表者プロフィール

理想建築工舎CRAFT:代表理事
Pocket Marche E.C:事務局長
Flourish Gardening:事務局長
CRAFT DESIGNS:Planner
Rabbit Garden:Manager

堤 義樹

Author:堤 義樹
【理想建築工舎CRAFT】は、プランニング&デザイニング、設計、をはじめ、建築に携わる全ての職種に於いての専門家で構成されたプロフェッショナル集団です。設備機器や輸入資材は原価を完全公開。もちろん材料の支給、セルフビルドもOKです。「木・石・鉄・ガラス」など世界各地のあらゆる自然素材を可能な限り取り入れ、太陽や風などを積極的に活用し、自然と共生する住宅を提案し、施工いたします。

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