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2008-08

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お店みたいで、家みたいで…

さぁ!盆休みも終わりました。皆さんは充実したお休みでしたか?
私は…告知通りにでした… まぁ、誰も訪ねてこないのでノンビリ仕事できましたが…(汗笑)



振り返れば…CRAFTも設立より10年を超えていました。

当初は何もかもをたった一人でやっていたので、必然的に仕事を絞らなくてはなりませんでした。
結果として「新築一戸建」だけしかお受けできない日々が続いていました。
いや、それが一番好きだったし、楽しいから。満足な日々ではありました。
その後、スタッフも増えたり減ったりでしたが、工事の責任者を置いたところで安定。
リフォームや店舗関係の案件も受けることが出来るようになったのです。

で…ここ数年、店舗の設計や施工の御依頼が増加しています。特に昨年からは倍増!
もちろん、思い当たる「理由」はあるのですが…(謎笑)
現在取りかかっている「ネパール料理店」も、ほぼ完成となりました。

店舗に携わるのは、建築デザインを生業とする者にとって重要な意味を持ちます。
多くの方々が足を踏み入れる店舗。自己のデザイン能力や知識、経験が試される場となります。
ある意味での「冒険」が出来るチャンスでもあり、設計段階からワクワクの連続。。。

しかし…その評価はお客さまによりシビアに下されます。
お店の使い勝手は、オーナーや従業員さんの作業性に関わるので寸法もミリ単位で設定。
来店者は…そのお店の雰囲気までもが評価の対象なので、決して気は抜けません。
我々の提案は収益やコストに関して大きく関与する事になります。責任は重大…



と…ここまで書いて、ふと気付く事…

「CRAFTの建てた家は、雑誌に載ってるお店みたいですねぇ」
「CRAFTのデザインしたお店って、自宅みたいに落ち付くねぇ」

………ふむ。そう言うことか…



そんな声がいつも聞こえてくるのは「基本的コンセプト」が変わらないからでしょう。

たとえ店舗でも、見かけ倒しのデザインでごまかすことはしたくない。
そのお店を使う人、そのお店に来る人のことを最優先に考えたいのです。
「住宅屋」だからこそ、細かい部分まで気遣いたいと思うのです。

住宅においては、機能やコスト、流行だけに走ることは避けます。
必要な機能を満たし、その上で個性のある空間創りをめざしています。
住まう方々の想いや遊び心を「住宅」というキャンバスに描き出したいのです。


夢みたいな話し?いいえ、決して夢なんかじゃないのです。。。


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盆地の宿命…

今日からお盆休みに突入!なんて方もおられるでしょうね。最長で9日間?
故郷へ帰省されるのでしょうか?それとも家族旅行?放浪の旅、なんてイイですね!
私の盆休みは…11日~12日にキャンプへ。それ以外は事務所でお仕事…(泣笑)

帰省。「田舎へ帰ります」という言葉に思い浮かぶのは山里の風景。
縁側に腰掛け、庭先の打ち水に涼を取り、スイカの種を吹き散らす。。。
ところが…現実は都会のマンションであったり、地方のキレイな住宅地だったり。
残念ながら「♪うさぎ追いし…♪」のフレーズは似合わないですね…

それにしても蒸し暑い日々が続きます…(泣)

データーによると、「大阪」は日本一暑い街なんだそうです。コンクリート亜熱帯地域…
コンクリートやアスファルトに蓄熱された熱が夜中に放出されるわけです。
窓を閉め切ってエアコンを全開にしなければ寝ることが出来ないでしょうね…

私共の住む奈良県もベスト5に入るほど暑いのです。
何より問題なのは、「湿度」が類を見ないほど高いということです。これは日本一!
盆地特有の気候でもあるのですが…夜中にはピタッと風が止ってしまいます。
窓から入る僅かな風は湿気を帯び…不快指数100%… で、エアコンのお世話に…(汗)

住宅に「24時間換気」が義務付けられましたが、これは「シックハウス」の対策が主旨。
それももちろん大切なことなのですが、併せて「湿気対策」にも有効に使える可能性があります。
吸気と排気のバランス、風向きなどを考えて、家屋内に「上下の風の動き」を作るのです。
地面が熱く熱せられているなら「腰窓」から吸気を取ります。濡れ縁などがあれば掃出し窓から。
チョットした工夫で快適に過ごす。あなたのアイデアを実践してみてください。。。



「南向き」でもいいのですか?

東京へ「2泊1.5日」の出張?に行ってきました…(汗笑)

季節がよければ車(小さなキャンピングカーです)の窓を開ければ涼しく過ごせます。
今回、行きは「中央道経由」のルートだったので「駒ヶ岳SA」に泊まることにしました。
気温は22度。湿度も低くてこれなら大丈夫かな?と思ったのですが…
周囲の大型トラックはエンジンをかけっぱなし!で、仕方なくこちらも同じように…
でも、夜中には切っちゃいました。さすがに信州は涼しいなぁ、と実感。。。




さて、知り合ってから6年以上にもなるのクライアント様…ついに条件に合った土地をGET!
現在はプランを煮詰めているところです。76条申請が必用な住宅地なのでハードルも多い…
GLが2Mほどあるので、これを利用して「面白いこと」計画中です。。。楽し~~~♪

CRAFTの場合、「まずは土地探しから」という方がかなり多いのです。
それでは「土地探し」で大切な事って何でしょう?

最優先は…もちろん「予算」ですね~(汗笑) 買えなきゃ検討する意味もない。
土地の予算がオーバーすれば、建物にかける予算を圧迫します。
結局、「庭」にかける予算はゼロに…いやいや、これはよくある話しなんです。
奥様が楽しみにしていたガーデニングが…数年後の話になっちゃうなんて本末転倒…
最終的に必用な予算を割り振りし、無理のない計画を。。。(某金融会社ではありません…)

他の検討すべき条件はどうでしょう?やはり「方位」でしょうか。
一般的に南向きの土地は人気が有ります。「やっぱり明るいよね!」って。ところが…

南向きの家ならば、玄関やバルコニーもおそらく南向きってプランが多くなります。
とすれば…一階の部屋が、南側に面する面積が減ります。キッチンは真っ暗!なんてことも。
洗濯物も「道路側」に干す事に。道行く人は色とりどりの洗濯物を眺めて歩くのでしょう。

他には「間口の広い家」とか「角地」「高台」「駅に近い」「学校に近い」などかな?
どれも、不動産屋さんの広告でよく見かけるフレーズですねぇ。。。(汗笑)

「間口が広い家」や「角地」「高台」は「外構費用」がかさみますし、プライバシーの問題も。
駅やスーパーなどに近い場合は?いずれも賑やかな場所が多いですね。少し騒がしいかな?
学校に近いって条件もよく聞きますが、通学路となればコドモタチの悪戯も覚悟しなくては…

「一般論」では正解!でも、万事が当てはまるとは言い切れません。
「正論」に対する「逆説」をも考慮する必要があります。
一般的に「良い」と言われている条件も裏返せば「悪い」になり得ます。
大切なのは「条件の順位」です。本当に必要な条件から土地を絞り込まなくては…


と、ここまで「建築理論」に基づいたお話をして参りましたが…
本当に大切なこと!それは。。。

「勘」です。。。(汗笑)

どんなに素敵な家が欲しくても、土地が無ければ建ちません。
そして、土地は「これからの生活」の基盤となる重要な要素。安易には決められません。
しかし、最終的に迷ったときの「第六感」なんてのも大切なんです!
その土地との「フィーリング」ってヤツ?「なんとなく…イイ感じだよねぇ♪」なんてね。
非理論的ですが、「感覚的」な物も、以外に「当り」だったりするのです。。。




【CRAFT】は「不動産会社」では有りません。ですから「建売」はやっていません。
しかし、土地探しにたいする充分な知識と経験は持っていると自負しております。
貴方が「土地選び」に迷っているならばお気軽にご相談ください。
総合的に諸条件照らし合わせ、貴方の判断のお手伝いをさせて頂きます。
あぁ、「勘」の部分は…貴方にお任せしますが…(汗笑)



No.16 ≪屋根材について-洋瓦≫

引き続き「屋根」のお話です。今回は「洋瓦」について。

一般に「洋瓦」と言えば、セメント系の薄い物を指します。
今回お話するのは、「土」から焼成された「本物の瓦」です。
「瓦」と言えば「日本瓦」をイメージしますが、海外での歴史のほうがずっと古いのです。


【S瓦】・・・一般に「スパニッシュ」とも呼ばれます。西洋建築とともに移入されたデザイン。
地中海沿岸の建築をイメージさせるような洋風感覚あふれる屋根に葺きあがります。
実は「バレル型」という、日本の本葺き瓦のように、山と谷が別々の瓦で構成された瓦の模造品。
高価で手間のかかる「バレル」を、山と谷が一体となった一枚の瓦で形成したものが「S瓦」です。
その結果、施工性・コストパフォーマンスなどが著しく向上しました。
最近では、軒先部だけをバレル状にしたタイプも出回ってきました。

【F瓦】・・・「フラット瓦」と呼ばれます。平板状のシンプルなデザインが特色です。
また、その表面にデザインを施した物も多く多数製品化されています。
屋根の外観は、西洋建築の伝統であるスレ―ト系屋根材のフラットデザインを周到します。
そこに「陶器瓦」ならではの美しい色彩と優れた耐久性を兼ね備えた素材です。
相対的に見ればトータルバランスに優れた屋根材と言えるでしょう。

【ビーバーシェイク】・・・ドイツなどに見られる、下部が丸い形状をした平板瓦です。
その形状が「ビーバーの尻尾」に似ているために、この名前がついています。
「釉薬」を掛けずに焼成する「素焼き」なので、寒冷地には不向きです。

【スクエアータイル】・・・床に貼る「テラコッタ」を屋根に使ったと考えて下さい。
これもやはり「素焼き」ですので「吸湿性」が高い。日本で使うには覚悟?が必用です。

【ローマンタイル】・・・ヨーロッパ各地に見られる、シンプルな筒状が連続した瓦です。
一般的には「ダブルローマン」と呼ばれる「小波」が多いですね。山幅は150mmぐらい。
施釉された物も有りますが、元来は「素焼き」の物でした。
「スパニッシュ系」よりは自己主張が少ないデザインで使いやすいが…どっちつかず?のデザイン。
これを模倣した「セメント系ローマン瓦」は30年程前に一精を風靡しました。。。


次回は「セメント系屋根材」についてのお話をしましょう。




「よしず」と「すだれ」ですね。。。

どうやら梅雨が明けたようですね…
いや、テレビからの情報ではなく「ミンミンゼミ」君がそう言ってます…(汗笑)

すでに真夏?日中の気温は36度…体温と同じですからねぇ…そりゃぁ暑い…
思わず水に飛び込みたくなるのは私だけでは無いと思います。
山間の清流ならばなおさらに気持ちがいいだろうなぁ。。。木陰に吹き抜ける風は最高!
海は…ベタベタするからパス…(笑)


夏の暑さに対処する方法には幾つか有りますよね。
「打ち水」などは見た目にも涼しくて気持ち良さそうですが…
現実には「湿度」がかなり上がりますので、「むあぁっ」とした風が。
井戸水や雨水の貯め置きなどが有れば良いのですが、水道の水ならばコストもかかります。

やはり効率的なのは「陽射しをさえぎる」という方法。
南側に大きな落葉樹が有れば最高ですが、広い庭が条件となります。
軒の出幅が1000mmほどあれば真夏の陽射しを遮ってくれますが、これも工事が必用。
さぁて、安価な方法は…

日本古来の「すだれ」「よしず」などは非常に効果が上がります。
家の中は当然に暗くなりますが、「簾」の隙間から入る光は風情があるもの。。。
エアコンを使う場合でも、直射光が入らなければコストを押さえることが出来ます

「シャッターを半分下ろす」とすれば風が入りにくくなります。
遮光カーテンの場合は太陽光が室内に入るので輻射熱が。

洋風の家には似合いにくいですが…まずは「快適」に。それが一番大切ですから。。。





陽当たりよりも風通し?

関西はまだ梅雨なのか… 今日は朝から現場の作業。「坪庭作り」で汗だく…(泣)

暑い日が続いていますが、どうやら各地で「山沿いではにわか雨」だとか。
天気予報の的中率が高くなったことは有り難いのですが…
洗濯物はどうしようか…突然の雨に濡らしてしまってはどうにもならないですからねぇ。



最近では「物干場」という言葉はあまり聞かれなくなりました。
テレビで見る「サザエさん」は庭先に物干し台を置いて干してます。
しかし、最近の住宅事情では「庭」が思うように取れない…
30坪の敷地ならば、ガレージを取ると「庭」はほとんどなくなりますから…(汗)
結果として「ベランダ」に干す必要性が出てきます。

こんな場合、まず考えなくてはならないのはベランダの「奥行き」です。
有効な奥行きが80cm程度のベランダでは、物干し竿を2本かけるのにも苦労します。
できれば内法で120cmは確保したいですね。これなら5人家族ぐらいまでOK。
奥行きを取るのが難しい場合は、とにかく幅の広いベランダにします。
さらに「屋上」をバルコニーにする方法も有ります。
ただし、「洗濯物」を持って上がるのが大変にはなりますが…(汗笑)

洗濯物を干すためのベランダ。絶対に南側である必用はないんです。
もちろん、まったく陽の当たらない場所ってのも気分的には良くないですが…
基本的に「乾かす」という目的であれば、日照よりも風通しが重要になります。
風がよく通り、太陽が1時間ほどでも当たるのなら充分だと思います。




無双窓

えぇっと…「大工の荒井」さんのレスより補足写真を追加。。。

お察しの通り「無双窓」です。が…チョイと変わっています。
一般的な無双窓は無地の板を重ね合わせた物ですが…「六華苑」ではハイブリッド!
「磨りガラス」を組み合わせてあります。日中は柔らかな陽射しが入り込みます。
注目すべきはそのデザイン!ウネウネ~っとした曲線は、当時の日本建築では見かけません。
もしかすると、コンドル氏の提言があったのかな?なんて想像してしまいます。。。
ちなみに素材は杉の柾目。厳選された赤身材でした。



080716_140136.JPG
寒冷期にはこの状態。赤身の杉と磨りガラスのコントラストが美しいね。。。


080716_140150.JPG
解放すると心地良い風が流れます。機能と意匠の見事なバランス。




それではオマケ写真を~♪こちらは「客間」の板欄間です。

やはり杉の赤身ですが、こちらはあえて中杢の板目を選んだようです。透かし彫りのラインは1mmの乱れもなく、その角は切れるほどに立ち…なんとも技術の高さ、繊細さを感じました。紋様は「菊」を中心に桐をシンメトリーに配置してあります。黒塗り縁の重厚さとのコントラストが素敵でした。


080716_141823.JPG
桐の周りは唐草かな…? 見事な逸品でした。。。






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理想建築工舎CRAFT:代表理事
Pocket Marche E.C:事務局長
Flourish Gardening:事務局長
CRAFT DESIGNS:Planner
Rabbit Garden:Manager

堤 義樹

Author:堤 義樹
【理想建築工舎CRAFT】は、プランニング&デザイニング、設計、をはじめ、建築に携わる全ての職種に於いての専門家で構成されたプロフェッショナル集団です。設備機器や輸入資材は原価を完全公開。もちろん材料の支給、セルフビルドもOKです。「木・石・鉄・ガラス」など世界各地のあらゆる自然素材を可能な限り取り入れ、太陽や風などを積極的に活用し、自然と共生する住宅を提案し、施工いたします。

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