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2008-11

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大きな坪庭の家…?

先月より着工しているもう一つの家。築年数40年ほどの旧家屋と、15年ほどの家屋がくっついた構造で、とても大きな家です。定年後をノンビリと暮すために購入されたご夫妻はいつも穏やかな方。実は、以前に娘さんご夫妻の家を建てさせていただいたのです。。。

二人で暮すにはあまりにも広すぎる家。俗に「田舎建て」と呼ばれる、和室を中心とした間取りの構成なのですが、水回りを初め、生活空間のつながりや利便が良くない。そんなことから大規模な改築工事となりました。

増改築を繰り返した浴室や洗面室、トイレは全て取り壊し。DKであった場所へ新設します。旧家屋の真っ暗な和室と農機具倉庫を連続させ、窓を新たに開口して広々としたLDKへと。狭く急な階段も取り払い、一階和室と2階和室を吹き抜け空間にして大きな坪庭を兼ねたスケルトンの階段室に。

とんでもない発想?かもしれませんね。大胆であり、無駄も多い。しかし、何にも使わない部屋なら「遊びの空間」にしてしまえば良いのです。エントランスより望む開放的な空間は、訪れる人の驚きと住まう人の満足を表現出来るはずです。。。



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これが農機具倉庫だったとは信じられないLDKとなります!


残年ながら現場見学会の予定はありませんが、ご希望の方には御案内差し上げます。
現在は大工工事の真っ最中。12月の末頃に完成の予定です。。。



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仮称【木津の家】が着工!

ご無沙汰しております…(大汗)
設計、見積もり、打ち合せと慌ただしい中、チョコチョコと「それ以外」にも忙しくて… 「CRAFTのブログ、見てますよ~♪」の声をかけていただく度に「すみません、更新していなくて…」と返答するばかり。反省はしているのですが…あとしばらく、少し落着くまでのご猶予を下さいますよう御願いいたします…(謝)

ところで。コチラのブログですが、コメント&掲示板の書込みが出来ないようにしてしまいました… スパムが相変らず多く、ご来訪の方々に不快感を与えてしまいますので… お問い合わせに関しては、上記の【CRAFT】へのリンクより直接メールにて御願いいたします。また、私の「私的ブログ」をご存じの方は、ソチラにご感想を頂くのもOKです。。。(汗笑)





仮称【木津の家】ですが、先月の末より着工しております。基礎と地下スタジオ工事だけでも40日ほどかかりますので…上棟は今月末頃か12月の初旬の予定。竣工は4月頃になりそうです。今回も現場見学会を開催させていただく予定ですのでお楽しみに。。。

高台の敷地を活かした地下のスタジオは8畳。RC構造なので非常に高い防音性能を備えます。建物は壁も屋根もガルバリウム鋼板でシンプルに。1階リビング部のみカラーを切り替えて「特別な空間」としてのイメージを持たせています。2階居室のオーバーハングは、無理にデザインしたものではなく「機能追求の結果」として生まれたディテールです。

室内は全て漆喰塗り、床は当社オリジナルのパイン材。25畳の開放的なLDKからは、10畳ほどのウッドデッキへと連続空間を構成しています。残念ながら間取りはWeb上では公開できませんので、ぜひ完成時の見学会にお越し下さい!


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シンプルで美しいシルエットは機能美の結果から生まれるのです。



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このリビングは…心地良い空間になりそうですね。。。






淡路島建築物探訪記 (その弐)

朝。。。昨夜は早く寝ちゃった(飲み過ぎ、だな…)ので、とても心地の良い目覚めです。露天風呂でユックリと脳味噌を活性化させます。朝ご飯は当然に山盛り三杯!いや…四杯食べたか…(汗笑) あまり急ぐ必用もないのでユックリと身支度をしていざ出発!そう、今日は「安藤建築でお腹いっぱい」になる予定。。。



まずは「TOTOセミナーハウス」へ。ここは一般客が宿泊施設としても利用できるのです。っても、我々は全くの「飛び込み」ですからね…まぁ、いざとなればTOTOの知り合いの名前でも出してごまかそう!(笑) 

そんな勢いでいざ進入。まずは…玄関。なんじゃこりゃぁ?の自動ドア。横幅が4Mほどもあるのです!まず…必用…無いだろうなぁ…(汗笑) 中はほとんど人気がない。宿泊客がチェックアウトした直後なので、掃除の方々がお仕事してました。「こんにちは~♪」とにこやかに挨拶を交わせば「不審者」とは思われないでしょう。。。(爆)

「直交」「直角」を嫌うかのごとく、複雑な角度で幾何学的に構成された平面。一般的な宿泊施設では当然の「開放感」とは全く逆に、閉鎖的で薄暗い通路。それらに対比するかのようにスクエアーで開放的なホールと客室。「閉」から「開」へ。「暗」から「明」へ。意図していることは、と~っても理解できます。実は…同様の「錯覚」を利用した平面構成、ボクの常套手段ですから。。。(笑)




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自動ドア…デカ過ぎ… 板壁の奥はフロント、正面は海の見えるガラス張りのホール。


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エレベーター塔へは雨ざらしの橋を渡るって…「建築は自然との闘い」なんですね…(汗笑)


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この構図を見て「足場はどうやってかけた?」と思った人は…普通の方です。。。(笑)



A氏は…はや興奮気味。非常に満足な笑顔です。彼がこんなにはしゃいでいるのを見るのは久し振りだな…日々を「社長」として過ごしていると、妙な緊張感と退屈が繰り返されるのです。ボクとの旅は、彼がその役職を捨てられる時間なのでしょう。。。

時間もあるのでチョット寄り道。世界旅行へと参りましょう! 「淡路ワールドパークONOKORO」へ立ち寄ってみました。まぁ…お子様向きの施設なのですが、世界の有名建築物がミニチュアで再現されているって公園です。オッサン二人があまりにも浮いていたことはご想像の通り…(汗)




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…やっぱ…この場所には似合わないね…二度と来ることはないでしょう…(汗笑)


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っても、面白くなかった訳じゃないんですがね。できれば現物を見たい…(無理?)





世界一周を30分ほどで終えましたので~(笑) 次の安藤建築「本福時」へ。テレビなどでも何度か取り上げられたのでご存じの方も多いでしょう。円形のRC造りの寺院の屋根が池になっているという…まぁ、一般人では考えられない構造。檀家の人々、全員が反対したというエピソードを持つお寺です。A氏は…「おぉ~っ!これですわぁ~!テレビで見た世界ですわぁ~♪」…はい、強烈にテンションが上がっております…(汗笑)
 




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この風景をご覧になられた方も多いでしょう。ハスの花が綺麗でした。。。


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池の真ん中に、地下の寺院へと続く階段。その「狭さ」は緊張感を…


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…「東京大学 安藤忠雄 教授」と…「安藤のオッチャン」じゃないのですね…(汗笑)


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寺の外部を半周して入り口にたどり着くのです。これは帰り道。


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裏側から見てみた。厳密には地下ではなく「半地下」の構造だね。





その興奮もさめやらぬまま、早々と最終ポイントへ向かいます。もちろん〆は「淡路夢舞台」です!んっと…ボクは3度目ですね…感動はもう無いんだけど、訪れる度に「違う何か」を見つけます。 肝心のA氏は…どうやら疲れてきたかぁ?いや、あまりにものスケールの大きさに実感がわかないらしい。そりゃぁ、日頃は住宅や店舗しか扱わないからねぇ。。。それでも積極的にアッチコッチと歩き回ります。ボクは…ガイド役に徹しておりましたデス。。。




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言わずと知れた「夢舞台」の中心部。池の底はホタテ貝の貝殻で埋め尽くされています。


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A氏曰く「危ないっちゅ~ねん!」な廊下。意味?意図? …ワカラナイ…(謎)


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百段苑の展望台から見下ろす風景。まぁ、理屈抜きにして気持いい。。。




一通りの散策を終え、一階のレストランで遅めのランチ。二日間を振り返って「あぁだ、こうだ」と建築論議。日頃から椅子に座ってばかりで運動不足なので…足腰に疲れを感じるが、頭の中はこの二日間の建築物がグルグルと回っているのです。ま…ある意味での「建築バカ」だな、二人とも。。。(汗笑)




古民家や巨大建築、有名建築家の作品を巡る旅。目の当たりにしたもの全てが、我々の設計にフィードバックされる訳じゃない。いや、その多くは実現はおろか参考にすらならないものかもしれない。けれど…「大切な何か」へのキッカケはそこにあるのです。先人達が築き上げてきた建築物には、とてつもない知識と経験、センス、アイデアが盛り込まれているのです。それらを「ふ~ん…」と見流してしまうのではなく…頭の中でスケールダウンし、時空の壁をワープし、現代の住宅という絵図に塗り込んでみれば…素敵な空間になる、かもしれないね。。。




淡路島建築物探訪記 (その壱)

諸事情にて?しばらくぶりの更新です…(大汗)

9月24日~25日、恒例の「建築物探訪」に出かけました。例によって「A氏」との二人旅です。今回のターゲットは淡路島。実はA氏は「安藤忠雄大先生」とは2回会っているのですが、彼の建築物を実際に見たことがないのだとか…いや、見かけても気付かない場合もあるのですがね。で、淡路島の安藤建築3ヶ所&その他のスポットをを廻ろうと。っても…ボクはほとんど過去に訪れているのですが、まぁ、時を経ればまた違った見方が出来るかな?

それでは今回も、写真の羅列にてお送りいたします。各施設や建築物の詳細に関しては、恐縮ですが御自身で検索いただけますよう御願いいたします。。。(汗笑)



明石海峡大橋(これも素晴らしい建築物だよね…)を経て「海外」へ逃亡~(爆) 安藤建築への探訪は明日に回し、まずは「野島断層保存館」へ。阪神淡路大震災の爪痕と惨事を後世に伝えるべく建てられたものです。数々の写真や展示物はもとより、断層そのものを保存しています。



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野島断層の保存施設。自然の力に驚愕しますね…


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阪神淡路大震災の揺れを体験できる機械。これでも「立て揺れ」は省いてるとか…




その後は淡路島の西海岸沿いをダラダラ~っと流します。男二人で訪れるような見所はあまり無いのですよ…お花畑やハーブ園に佇む姿はキモチワルイでしょ?(爆) で、ひたすら南下の途を辿ります。途中で山越えして、今回の宿がある「福良港」へ到着。少し時間があるが…いや、あそこはいろんな話しがあるからなぁ…ヤバイと思うが…どうしようかな…

何の話し?実は…すぐ近くの丘を登った場所に、丹下健三氏の設計による「戦没学徒記念館 若人の広場」があるのです。石組みをテクスチャーとした大胆で素晴らしい建築物「な・の・で・す・が」…どうやら「出る」らしいのです…そう、戦没者の霊が…(恐)

「ほ~…行きましょ!大丈夫ですってぇ~」などとお気楽なA氏…おいおい、ホントに大丈夫かよ~?怖いの、苦手なんだから… などと言いながらたどり着きました。幸いにも?もう一組、建築家とおぼしき男性二人組と出会わしました。なんとなく安心?して施設へと足を運びます。

廃墟…ですね… 石組みを垂直に積上げた見事な技術。青い空をスクエアーに切取るディテールは圧巻です。少し離れた場所から望む全貌は、城郭や要塞のようにも見えます。過剰な装飾を省いたデザインは美しいね。。。 しかし…怖い… 内部に入ってみたのだが、色褪せた特攻隊の方々の写真、朽ち果てた展示物の残骸、割れたガラス… 地下に通じる通路の辺りでは「入るなオーラ」が全開…こうしてキーボードを叩いていても、その時の空気を思い出してしまいます…(激怖)


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人気のない場内は…何とも言えない風が流れています…


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にしても、素晴らしいディテールです!まぁ、石組みはRCに貼り付けてあるんだけど。


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道幅の狭さが石壁の高さを強調しています。これは住宅にも取り入れる事が出来るね。


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高台から見下ろす海が、なんとなくもの悲しく…


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空間を鋭角に切り裂いてそびえ立つ慰霊碑。あまり施工精度は良くなかったな…


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展示室?を反対側から望めば…砲台のようにも見えますね。



一通り散策を経て車に乗り込み…もう一つ建物があるな?廻ってみれば、それもこの施設の一部でした。南欧をイメージした?一般的な洋風建築物だが…やはり何とも言えない怖さを感じます。よく廃墟で写真を撮ったりしてるでしょ?あれって怖くないのかな…ボクは、外観からは写したけれど、内部ではとてもシャッターを切ることが出来ませんでした…

緊張感からか…不思議な疲れ?そんなものを感じながら宿に到着。格安のプランながら、温泉に癒され、うまい料理と酒にドップリと浸かり。。。泥のように就寝。。。

あ、その日の夜は「何も」出ませんでした…(汗笑)





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理想建築工舎CRAFT:代表理事
Pocket Marche E.C:事務局長
Flourish Gardening:事務局長
CRAFT DESIGNS:Planner
Rabbit Garden:Manager

堤 義樹

Author:堤 義樹
【理想建築工舎CRAFT】は、プランニング&デザイニング、設計、をはじめ、建築に携わる全ての職種に於いての専門家で構成されたプロフェッショナル集団です。設備機器や輸入資材は原価を完全公開。もちろん材料の支給、セルフビルドもOKです。「木・石・鉄・ガラス」など世界各地のあらゆる自然素材を可能な限り取り入れ、太陽や風などを積極的に活用し、自然と共生する住宅を提案し、施工いたします。

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