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2009-02

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全防災【柏崎プロジェクト】進行状況




まずはお知らせ。。。久しぶりの現場見学会です!
思い返せば…昨年は完全に「店舗屋さん」だったからね~(汗笑)
以下、CRAFTのホームページに記載されているご案内です。

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【完成現場見学会のお知らせ】

現在、木津川市州見台において着工中の【仮称・木津の家】の現場見学会を開催いたします。非常にハイレベルな設計コンセプトから生み出された「ナチュラル&アーキテクト」な住宅です。外壁は素地のガルバリウム鋼板と左官仕上げを組み合わせたハイブリッドテクスチャー。内装は漆喰の壁にパインの床。建具も全てオリジナル。リビングには大きな薪ストーブが!全体をシルバーで統一した外観と、自然素材に包まれた内装の対比が絶妙です。。。

●2009年3月27日(金)~29日(日)の3日間 10:00~17:00
●木津川市州見台7丁目

当日は素敵なお部屋をお借りして、精鋭家具作家や書道家、流木やアイアンのアーチストの方々の作品も展示する予定です。また、会場入り口では花苗やJUNK雑貨の直売も行います。ロハスフェスタなどでも有名な【Rabbit Garden】の移動販売車【花ぽけ号】が登場いたします!「ホームページを見たよ」のお声を下されば花苗のプレゼントを致します。。。

なお、詳細は期日間近に広告いたします。(Yomiっこ・ならリビング・クレーる)



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さて、本日の本題へ。。。

中越沖地震より携わってきた柏崎市の災害復興支援。私は【全防災】のメンバーとして、震災直後は現地で活動。その後、家屋倒壊などで仮設住宅で暮している方々の支援策として、ほぼ公的な助成金のみで建築可能な「災害復興支援住宅」のプロジェクトを担当して参りました。現在はすでに2軒が竣工、1軒が建築中です。新潟の新聞やテレビでも大きく取り上げられ、現在も数件のプランや見積もりが進んでいます。今日はその一部をご紹介しましょう。




MJ邸-外観パース.jpg
【MJ邸】ご夫婦お二人での快適な暮らしを満たす家です。近日着工!



NK邸-外観パース.jpg
【NK邸】こちらもお二人。絵本の読み語りをされている奥様のご意向を主にデザイン。



MT邸-外観パース.jpg
【MT邸】必用を満たした上で床面積を16坪以下に納めたコンパクト住宅。



HH邸-外観パース.jpg
【HH邸】5人の家族が快適に暮らすため「発想転換」から生まれたマジックプラン!




お気づきでしょうか?【全防災】の提案する住宅の共通点。屋根はシルバーのガルバリウム鋼板、外壁は淡いオレンジ色のサイディング。これらは、全防災代表の「羽鳥氏」の確固たるこだわりなのです。新潟といえど夏は暑い。その陽射しを出来る限り跳ね返し、積雪への対処も安易。メンテナンスも殆ど必要ない屋根を採用しています。
外壁のサイディングは、安価であり、かつ通気工法が容易であることや、周囲に違和感を与えないこと。薄暗く寒い雰囲気の冬でも、ホンノリと暖かい気分にさせてくれる外壁色を選んでいます。
また、画像ではご紹介していませんが、室内は出来る限り自然素材を取り入れたナチュラルな空間です。

さすがに【HH邸】は25坪を要しましたが、その他は15~17坪!最小限の空間で必用を満たすことの意義。建築コストを抑えることはもちろんですが、無駄な空間は家事動線も大きくなるし、空調などのランニングコストも増えます。そんなに広くない土地では庭を諦めなければならない場合もでてきます。コンパクト&ローコストな住宅は、ある意味で「LOHAS」の神髄とも言えるのではないでしょうか。。。

これらの家は、災害復興支援住宅として立ち上がってきました。しかし、そのコンセプトは一般の住宅から生まれた物であり、今後、建築を考えておられる皆様のプランニングにも充分に生かせるものなのです。無駄を省き、必用なものを最小限に積み重ねることで、金銭的にも空間的にも「余裕」が生じます。その余裕は貴方の「特別な想い」に充当できるのです。趣味の部屋、素敵な庭、いや、車や旅行などにでもね。。。(笑)

近いうちに【松波の森プロジェクト】をアップします。住宅地の中に取り残された?広々とした松林を、素敵なコーポラティブハウスへと!地域コミュニケーションの中核となり得る空間の提案を公開いたします。





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【遮熱】という考え方

ちまたでは「遮熱工法」なんてのが脚光を浴びています。簡単に言えば「金属シート」の「電磁波を跳ね返す」という特性を利用して、輻射熱を防ぐ(もしくは維持する)ということ。詳細を話し出せば非常に難しいのですが、単純に例えれば…「エマージェンシーブランケット」の考え方。雪山で遭難したとき、ペラペラのアルミシート1枚で命が助かったってヤツです。体からの輻射熱を70%以上も跳ね返す、同様に屋外の冷気も跳ね返すってわけで、元来は【NASA】の開発によるものです。その効果を住宅に取り入れたって訳ですね。

アメリカでは早い時期から大型倉庫などに取り入れられてきたのですが、住宅にはあまり使われていなかったのです。で、近年のエコロジーブーム?から注目されだしたのです。
素材は、基本的にはアルミです。これも「アルミ蒸着シート」と「アルミ箔」があり、前者は若干効果が弱い。アルミの粉をスプレー塗装しているのですが、アルミ箔は「薄い金属板」なのでね。反射効率は、アルミ蒸着シートの場合は70%~85%、アルミ箔の場合は80%~97%というデーターが出ています。

詳しいことを書きだしたらキリがないな…更に知りたい方、直接ご連絡下さい。たぶん3時間は話し続けることが出来るでしょう。。。(汗笑)

CRAFTで初めて「遮熱工法」を取り入れたのは4年前。当初はアメリカ製の【ASTRO-FOIL】を使っていました。代理店も務めていたのですが…幾つかの問題が。「高価である」「厚みがあるため施工が困難」「サイズが日本の規格に合わない」「外貼りとなり通気工法が必須」など。さぁて、いくら良い物でもイニシャルコストがかかりすぎるのは問題だし、かといって耐久性などは犠牲に出来ない…

で、試行錯誤の末に現在の工法に落着きました。【AIR工法】とは「Airtight and Insulation with Reflection」の略。単純に「高気密・高断熱・遮熱」という意味…(笑) 現場発泡ポリウレタンにより気密と断熱を満たし、アルミシートにより輻射性能を持たせる。耐力壁となる構造用合板は柱に直張り出来るので剛性を損なうこともない。アルミシートは内壁のプラスターボードに接しているので伝導熱により室内温度との差は少なくなり、壁体内結露の心配もないという…少し難しいですね。。。

4年前に私共が施工した現場を見た多くの方々は「何これ~?」と笑ってました。アルミ箔で包まれた家なんて、その当時は無かったのですから。たしか…奈良県で3軒目だったと思います。それが最近では「遮熱は当たり前でしょう」なんて顔でエラソウに語る工務店や設計士も。流行りだした、商品が出回りだしたからって、それに飛びつき「遮熱が一番!」なんてねぇ。。。(汗笑)

まぁ、いずれにせよ住宅の性能が上がるのはよいことです。エコロジーにもつながります。ただ、そのために多くのイニシャルコストをかけるのは本末転倒!なるべくコストをかけずに、必用にして充分な性能を満たすことが大切だと思うのです。。。




081218_134752.JPG
まずは構造用合板が張られた状態です。


090108_102935.JPG
ポリウレタンを隙間無く吹き付けます。これで気密と断熱はバッチリ!


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そして特殊な5層のアルミシートを縦貼りに。これで遮熱と防湿を満たすのです。


050802_01.JPG
4年前の写真。幅がアメリカ規格(1240mm)なので、大きなカッターを作りました…


050802_11.JPG
断熱材を施工しない例。これだけで充分な性能を満たしていることがスゴイね…








究極のローコスト住宅?

堅苦しい話しは抜きに…楽しい家です…(笑)


以前から、世界各国の著名建築家達が「紙でできた建物」をプロデュースしてきました。日本の建築家「坂茂さん」は、その分野では世界一有名なのではないでしょうか。比較的に規模の大きい建物を「紙菅」と呼ばれる段ボールのパイプ?で組み上げるのです。とんでもないセンスと知識と技術。。。

災害時に使うための「超高企画段ボールハウス」っての、以前に見ました。軽い、嵩張らない、安価であるというわけで、なかなかしっかりしたものでしたが…やはり「緊急用」って感じでした。

さぁて、これはどうだ!なんとも…「住宅」です…!スイスの【The Wall AG】って企業が提案したそうですが、何よりも驚くべきはその価格!$5000だから…44万円?で、ちゃんと使える!まぁ、高温多湿の日本ではいくつかの解良と対策が必要となるでしょうが、緊急用には充分すぎるでしょう。総重量も800kgなのですから運搬も楽だろうしね。
材料は古紙をレジンで固めたセルロース系。ハニカムコアで壁の強度を保っているらしい。素材的にもエコといえるでしょう。

いや、「この家を日本で建てよう!」って訳じゃないのです。私自身は高気密&高断熱&遮熱の住宅を作っています。たぶんこの「紙の家」には住まないし、皆様に提案もしないでしょう。。。(笑) ただ、発想の転換、着眼点というものが非常に気に入ったのです。マスに溢れる「当り前の理論」を覆す…そんな辺りに「よくやった!大手メーカー、ざまぁみろ!」なんて気持ちになったのでね。。。(汗笑)




【紙でできた家】の海外の記事→ 【Times On line】

紙の家-01.jpg
なんとも「オジサン」が優雅に見えます。。。(笑)


紙の家-02.jpg
ディテールもアートモダンですねぇ。。。





民族楽器とLOHASな生活

唐突ですが…私は「民族楽器」が大好きです。

で、幾つかの楽器を持っています。ディジュリドゥ、ジャンベ、クリン、ボンゴ、カホン、バンブードラム、口琴など。音楽に詳しい方ならご存じかもしれませんね。ん?こう並べてみれば打楽器が大半だな…叩けばどうにか音が出るから。。。(笑)



「ディジュリドゥ」はオーストラリアの先住民「アボリジニ」の使う長い笛のような楽器。「世界最古の管楽器」と言われ、その歴史は数万年とも!本来はユーカリの木で出来ています。他に「竹」で出来た物も。私は「和紙」でも作ってみました。唇を震わせて音を出すのですが、「循環呼吸」という技術?で、途切れなく何時間でも音を出せます。大地を震わすような野太い音は「ヒーリング効果」が有るとも言われています。

「ジャンベ」は西アフリカ地方の太鼓です。非常に硬い木をくり抜いて山羊の皮を張っています。叩くヶ所によって三種類の音が出せるのです。歴史としては比較的に浅い物なのですが、その質感やディテールは他のタイコ系楽器とは異質のものです。その重低音、甲高い高音は数キロ先までも届くと言われています。

「クリン」も同じくアフリカの楽器。30cmほどの長さの木をくり抜き、スリットを入れてあります。二本の細いスティックで叩くのですが、これが可愛い音が出るのです。ジャンベなどの演奏に加われば音の広がりが一気に変わるのです。私の物は竹で出来ています。ちなみに自作ですが。。。

「ボンゴ」はキューバの楽器。小さな太鼓が二つ繋がっています。ラテン音楽には欠かせないものですが、現代ではポピュラー音楽のパーカッションとしては一般的。軽快な音とリズムは誰もみな聞いたことが有るはずです。

「カホン」はペルー発祥の楽器。四角い箱の後方に穴が空いていて、打面を叩けば後に音が。これも叩き方や場所により、様々な音が出せます。フラメンコで使われたことにより脚光を浴びたのですが、最近は日本でもブームに。CRAFTの協力者で私の知人(親友?)の「湯浅則夫」氏は国内でも有名なカホン作家でもあるのです!

「バンブードラム」はインドネシアの太鼓。竹の筒に椰子殻の半割をくっつけて牛革を張った物。単調なポンポンという小さな音しか出ないのですが、なんとなく和みますね。。。

「口琴」は世界各地にありますね。日本ではアイヌ民族の「ムックリ」が。私のはタイ製です。金属の物もありますが、多くは竹で出来ています。唇に挟み、指で端っこを弾いて「ボヨ~ン、ビョロロ~ン」と暢気な音を奏でるのです。



20060219_104235_000.JPG
これが「ジャンベ」と「ディジュリドゥ」です。



今回は住宅に全く関係の無い話?いえいえ。。。

これらの楽器は、どれも単純にして素朴、自然素材で作られたもの。楽器といえど、明確な音階は有りません。しかし、どれも素敵な「音」を奏でます。単純に聞こえる音には、実は複雑で深みのあるたくさんの音で構成されています。

住宅に「最新設備」を求めるのは、住む人にとっては当たり前でしょうね。しかし、工場で生産された規格品に「暖かみ」を感じる事はあまりありません。使いこなせないほどの機能は故障の原因にもなり、コストも高く付きます。

自然素材で創られた家には誰もが「暖かみ」を感じます。そして年月を経るにつれ、その持ち味は深く美しく変化して行きます。シンプルな設計で構成された住まいはフレキシブルに成長します。余計な設備の無い暮らしは、その「住み手」の感性が最大に生かされます。

石油製品で作った部屋は新築時が最も美しく、年月を重ねれば汚れてみすぼらしくなってしまいます。手垢で汚れたビニールクロスや、表面の塩化ビニルがめくれてしまったドアには愛着は湧かないでしょう。傷だらけのカラーフロアは絨毯でごまかしますか…寂しい話しです。




「LOHAS」という言葉。「Lifestyles of Health and Sustainability」の略です。健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルって意味なのですが、その真意を理解している方は少ないかもしれませんね。なんとなく「自然な雰囲気」って感じで…まぁ、それでも「第六感」的に感じているのではないでしょうか。そのライフスタイルの素敵さと大切さを。

学生時代にラジオのコマーシャルで聞いた言葉…「シンプル イズ ベスト」を思い出しました。何もかもが満たされたこの時代。本来の「洗練された美しさ」を見直してみませんか。。。




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代表者プロフィール

理想建築工舎CRAFT:代表理事
Pocket Marche E.C:事務局長
Flourish Gardening:事務局長
CRAFT DESIGNS:Planner
Rabbit Garden:Manager

堤 義樹

Author:堤 義樹
【理想建築工舎CRAFT】は、プランニング&デザイニング、設計、をはじめ、建築に携わる全ての職種に於いての専門家で構成されたプロフェッショナル集団です。設備機器や輸入資材は原価を完全公開。もちろん材料の支給、セルフビルドもOKです。「木・石・鉄・ガラス」など世界各地のあらゆる自然素材を可能な限り取り入れ、太陽や風などを積極的に活用し、自然と共生する住宅を提案し、施工いたします。

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