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2009-10

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ちょっとだけ。。。(笑)


裏の仕事を…いや、悪いことしている訳じゃないです…(汗笑)

現場以外でのお仕事。職人さんとの打ち合せ、木材の選定や加工なども大切なのです。で…今回は古材を使ったりしますので、それをクライアント様に選んで頂くために貯木場へ。たぶん在庫量は日本一?特にカリンやチークの古材はビックリするほど有るのです!今回の家のイメージには、日本の古材はイマイチ似合わないと判断したのでカリンを選びました。

2階の吹き抜け部。平角材か、磨き丸太か…で、選んだのは「ごろんぼ丸太」です。正式には「太鼓梁」と言います。材はあえて松ではなく桧を。曲がりが「ボチボチ」って加減が難しいのですが、材木屋さん(山寅木材さん)の社長が自ら選んでくれました。。。


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大工のケンちゃんと事務所で打ち合せ。彼はとてもシャイなのです。。。(笑)


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古材の山の中から「お気に入り」を引っ張り出してもらっています。


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今回は「柱材」2本と「梁材」2本を。どちらもカリンの角材です。


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山寅さんに運び込まれた古材。これがまた…重いの何のって…大工さんは大変…


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「ごろんぼ」です。なかなかコイツも厄介な代物なのです…(汗)


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下市の「山寅木材」さんとは10年のお付き合い。工場の雰囲気がイイのです。。。



今日は「土台伏せ」が完了しました。近日中にアップします。




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仮称【桜が丘の家】基礎工事-(3)

それでは「もったいぶった」基礎の完成写真を。。。(笑)


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基礎の全景です。手前の下がっている部分はテラスです。


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瑕疵担保保険への対応と複雑な間取り、こだわりの結果が幾何学的な造形となりました。


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立ち上がりはオーソドックスに400mmです。あまり高いと強度が落ちます。


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基礎幅は内部も150mmです。120mmが一般的な寸法ですね。


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特に強度を必要とする部分は300mmに。基礎と言うよりコンクリート塊だな…(汗笑)


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人通口は一番強度が落ちる部分。上部にD19を通してあります。


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コーナーのハンチ。ホールダウンなどが絡むので、強度が欲しい部分ですね。


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300mm部の断面…木造ではあり得ない構造です。裾のハンチが小さく見える…(汗笑)


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これは斜めに土台が入る部分です。あえて「斜めにしない」のがこだわり!


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この状態に「造形美」を感じてニヤニヤするのは私だけ?(汗笑)



さぁて、16日は土台伏せ。この美しい基礎が隠れてしまいます…残念ではあるが…
見学ご希望の方!あと2日間だけです!今すぐお電話を!(爆)




仮称【桜が丘の家】基礎工事-(2)

【桜が丘の家】の基礎工事続編。。。



配筋工事の後は型枠工事。現在でも木製の型枠を使う業者さんは少なくないのですが、この基礎の場合は特殊なのです。ステンレスの特注製で、おそらく世界に2セットしか無いと…これが「真似の出来ない」理由の一つ。だって、1セット作るのに数百万円かかるんだから…(汗)

型枠が組み上がれば生コンを流します。しっかりとバイブレーターで脱泡し、水の引き具合を見ながらレベラーを流し込みます。この工程が基礎の天端を決めるので、慎重な作業となります。レベラーの配合も、その日の天気などを考えながら…繊細な仕事なんです、住宅の基礎工事って。

数日間の養生。今回は台風直撃に重なったのですが無事に済みました。型枠を外し、天端を入念に検査&研磨。ボルト類のチェックをして、清掃して完成!見事な出来上がり。。。




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型枠を搬入。枠を入れるBOXもオーダー品というこだわり…(汗笑)


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レーザーでレベルを出します。写っているのはイベントでも常連の弟さん。。。


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生コン打設。ボルト類の位置がずれないよう、新調 …慎重に、かつ手早く!


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型枠をバラします。ごく一部の職人さんは、この作業を「わらう」と呼ぶのです。


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最後に駐車場部分の土の鋤取り。ぬかるむのでクラッシャーを撒いてくれました。





って…仕上がれば強烈な基礎だと実感…

基礎高や根入れは普通です。が…基礎幅はすべて150mm、一部分はなんと300mmです!人通口の上端にも19Dが入ってるので100mmを残して鉄筋のかぶりを確保。立ち上がり下部とコーナー部はハンチ構造。阪神や中越クラスの地震ではビクともしないでしょう。



あ…基礎の完成画像は明日にでも。。。(笑)





仮称【桜が丘の家】基礎工事-(1)

ちょっと忙しいです…(汗笑) はい、ブログ未更新の言い訳です…(汗汗)

【LOHASとECO】についてのお話をしたいのですが、ちょっとお休み。現在進行中の現場のレポを。


仮称【桜が丘の家】としましょうか。閑静な住宅地です。開発からは20年ぐらい?周りに空地は少なく、落着いた感じがします。丘陵地の一番高い場所に近いので2階からの風景は良さそうです。。。
地盤調査の結果、非常にしっかりした状況でした。道路から最大2.5mほど高くなっているので心配していたのですが、地表から500mm程度の地盤改良で充分なようです。
表層改良工事。専門用語では「ケミカル」と呼ぶ改良材(凝固剤)を掘り起こした土と混ぜ合わせて転圧します。固まればスコップも入らないぐらい… その後、地盤の形を整えて地業工事は完了。




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これだけの高台なので職人さんは大変なのです…


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いわゆる「ケミカル」です。一袋は1立米です。


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これぐらいまで土を隙取ってから改良材と撹拌します。


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グシュグシャグシャ。。。ちなみに「ユンボ」とは外国での商品名らしいです。


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ガチンガチンに転圧したら基礎の形に整地します。




下準備を整えて、防湿シートを張り巡らせ、配筋工事へと進みます。

この配筋工事が…「普通ではない」のです!基礎工事会社の社長「美田」氏は…マニア、だな…(汗笑) 知り合ってからは15年ほどになります。とにかく「強靱な基礎を創る」ことに試行錯誤を繰り返し、頭の中は鉄筋とコンクリートで埋っているようです…(爆)

このシステム、当然に特許を?いやいや、取ってないのです。理由は…誰も真似できない、ってっか、しないから。初期投資、特殊な器具、経験、現場の大変さなどを考えれば…誰もこんな「たいそうな」ことはしません…(汗笑)

なので、通常は「企業秘密」だったりする基礎の構造をお見せしましょう!
まずはスペック。下記文章を理解できるのは「専門家」だけですが…(汗)

■地耐力調査の結果に基づく地盤改良工事を行いP=303にて土間配筋を行う。
■基礎上部の主筋を標準的なD13からD19へ変更。
■腹筋(通常はD9)を廃し、替わりに斜行筋D13をP=455にて施工。主筋、及び土間配筋と溶接する。
■立ち上がり部の配筋はフック形状とし、主筋上部を押さえる。
■基礎の幅はD19の鉄筋、ホールダウン金物のかぶり厚を確保するために150mmとする。
■コーナー部、土間との取り合い部はハンチ形状とする。

この基礎、【SAITANI式・耐震基礎工法】と呼んでいます。正式名称は無いのですが…(笑)
土間配筋が300mmなのは「強固な地盤であれば布基礎でも可」という事実から。施工中に配筋を踏みつけることもなく、立ち上がり部の配筋と同ピッチなので横方向の変形応力は安定します。基礎の強度の要は立ち上がり部。いわば「トラス配筋・梁工法」となっています。トラスは事前に溶接加工されています。これ…鉄骨3階建てでも大丈夫じゃない?(汗笑)




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防湿シートを張ったら土間の配筋を。手前は「高基礎」になっています。


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高基礎ってこんな感じ。ガレージを掘り下げるので、土圧を低い位置に伝えます。


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「JIO」の検査員さん。ホント、とっても真面目な人です。。。(汗笑)


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ベース部の配筋。立ち上がり上部はフック形状です。


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腹筋の替わりに斜行筋を溶接。主筋のD19は人が乗ってもたわまないほど強靱!




まぁ…どんな地震でも、ここまでの基礎は必要ないかもしれませんが…(汗笑)
というわけで次回に続く。。。








LOHASとECOの「嘘とホント」-(その2)

それでは【LOHAS】について、「独断と偏見」を前提としてお話ししましょう。。。(笑)



【Wikipedia】より抜粋

LOHAS(ロハス、ローハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康と持続可能性の(若しくはこれを重視する)ライフスタイル)の略。健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルを営利活動に結びつけるために生み出されたビジネス用語である。
日本では一時的に注目されたが現在では完全に下火となっている。
  (中略)
日本では、「健康と環境を志向するライフスタイル」と意訳され、スローライフやエコに続いて広まった。一般的には、健康や癒し・環境やエコに関連した商品やサービスを総称してロハスと呼び、ロハス的な事・物に興味を持つ人をロハスピープルと呼ぶ。
  (中略)
「消費者としてのロハス」 ロハスピープルとも言われ、エコや健康、自己開発や社会的責任をもって意識的な消費を心がける。 ロハスピープルの情報源は、マスコミよりも、専門家の意見やクチコミを重視する傾向にある。
  (以下略)



アメリカで「営利活動に結びつけるために」使われた言葉って聞いちゃうと興ざめしますね…(汗笑) ま、それが真実なのでしょう。「日本では…完全に下火に」って下り。これは、日本では「LOHAS」なんて儲けに繋がらないって事。理由は後述します。
「スローライフ」「健康や癒し」「環境やエコ」と。。。この辺りが「日本のLOHAS」ですね。で、「意識的な消費」となる。「マスコミより…クチコミを重視」の下りですが、どちらかと言えば雑誌やWEBなどの影響が強いのでは?

で、「じゃぱにーず・ろはす・すたいる」を紐解いてゆけば…

余計なものを好まずシンプルライフを心がける。少し広めの庭にはハーブや果樹を植えて料理やジャムなどに。自然素材を多用した家にはナチュラル系の雑貨や家具を。服やアクセサリーはハンドメイド、食材は出来るだけオーガニックなものを選ぶ。衣類は飾り立てず、それでも個性的でオシャレに。家族との時間は最優先するが、同士?とのカフェ巡りやランチは週半ばの必須行事。将来の目標は「日本のターシャ・デューダ」と呼ばれること。。。

いやいや、スミマセン… 私の周りの方々ですよ、これ。。。(汗笑)
決して「オチョクッテイル」訳ではありません。このような暮し方、私自身も憧れていますから。もっとも、私の場合はかなり「アメリカン~♪」な感じになりそうですけれどね~(笑)

「便利な物」「高価な物」「きらびやかな物」に囲まれた現代。最新の家電や設備機器を否定は出来ません。あまりにも快適な生活に慣れているわけで、それを「昭和初期」の生活にすり替えるなんてこと、あまりにも非現実的ですよね。でも…憧れているわけです、心の何処かで。

「LOHAS」なんて言葉に執着する必用は無いわけです。自分流(これも過去の言葉?)で良いのです。自分にとって、何が心地良いのか。どんな空間が落着くのか。それを少しずつ実践することが大切なのでしょう。余計なお金はかける必用はない。不要な物は買わない。出来ることは自分でする。そんなことの積み重ねが「自分流LOHAS」となっていくのでしょう。。。



……だから「日本でのLOHAS」は…儲からないのです…(汗笑)



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【Pastry Cream House】名張市のリアルプロバンスホーム(2007年)






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LOHASとECOの「嘘とホント」-(その1)

【LOHAS:ロハス】
「 Lifestyles of Health and Sustainability」 の頭文字をとった略語で、一般的に「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルを指す。地球環境に負荷を掛けない視点からの経済活動や生活全般の象徴的な表現。

【ECO:エコロジー】
本来は「生態学」を意味するが、一般的に経済的な生活スタイルや物品を指す。「エコロジカル・ライフ」を「環境にやさしい生活」と訳すなど、環境保全や地球環境に負荷をかけないという意味に用いられることが多い。



………さぁて、どうなんでしょうかねぇ~(汗笑)



お暇な時間に「LOHAS」「エコロジー」なんて言葉を検索してみてください。一般的な認識とは全然違う言葉が羅列されています。逆に、皆さんの認識に近い表現をされている場合は「商売」「勘違い」「深く考えていない」なんてわけで…企業の戦略上の言葉?(汗) 

いや、その言葉の「本来の意味」なんてどうでもいい事かもしれません。その専門分野において知識の深い方々が「真理を解っていない!」なんて怒るかもしれないけど、日本全国の人々の95%以上は上記のように認識しているわけで、それであれば一般的な生活の上では「ソッチの解釈」が自然であると…(汗笑)

そんなわけで、【CRAFT】も「LOHAS」という言葉は使っています。CRAFTの家創りに対する根底の一つに「バウ・ビオロギー」というものがあります。直訳すれば「建築・生物学」となるかな…え?なんか宗教臭い?難しそう?実は、と~っても「当たり前のこと」なのですが、日本ではあまり馴染みがないですね…そのバウ・ビオロギーの観点にはLOHASUに通じる部分が多いのです。いや、逆だな…多少の語弊があるかもしれませんが、LOHASはバウ・ビオロギーから生まれたと言えるでしょう。

「ECO」は…あまり使わないな…というか、どちらかと言えば使いたくない言葉なのです。なんとなく…商売臭いっていうか…ECOって言葉を使うだけで「イイ事してます~♪」と自己主張してるみたいでね。で、結局はぜんぜん「エコロジー」ではないという…イニシャルコストとランニングコストで大騒ぎするよりも「LCA:ライフサイクルアセスメント」の観点から見直すべきだと思うのです。あ、ワケが解らない?まぁ…次回からは、その辺りを少し掘下げて「語り」ましょうかね。。。(笑) 


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【今井の町家】築100年の古民家の改築(2004年)







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「とある方」のために。。。(笑)

数ヶ月前より、兵庫県にお住まいの「とある方」からのご相談を受けてきました。
奥様のご実家は奈良県。なので、奈良で新築を建てて引っ越そうかと検討されたのですが、ご夫婦で一所懸命に話し合いをされた結果、現在のお住まいの近くで土地探しをされています。

これから家を建てるときに一番大切なのは?良く聞かれる言葉ですね。もちろん、人によって様々なのですが…今回のご相談においては「まず土地の場所でしょう」とお答えしました。うん…この件に関してはかなり「奥が深い」話しなので後日に。今日は、取急ぎ「とある方」への個人的な御相談の回答を中心に進めます。。。(謎笑)

あぁ、実は【CRAFT】では兵庫県での施工は不可能なのです…いや、出来るけれど、人件費や交通費、管理費に経費などが加算されちゃいます。また、その地域でしか対応できない工事も有ります。だから…おそらく100万円ぐらいは余計にかかるでしょう。クライアント様にとって「無駄な出費」ではなく「必要な費用」と考えていただくには恐縮ですしね…(悩)

その地域で施工可能な工務店を紹介…いや、知らないです…(汗) 不動産屋さんとは違って、建築会社ってのは「横のつながり」はほとんど無いのです。必用がないというか…フランチャイズ(FC)に加盟している会社を除いては、意見交流なんて無いしね。で、ご紹介も不可能…申し訳ないが自力で探して下さいと…(汗)

なんて冷たいことばかり言えません。せっかくご縁のあった方ですからね。
御自身の持っておられる「家は創るもの」というお気持ちが強く、一般的な「何でも建てまっせぇ~!」的な工務店では難しいでしょう。逆に「自然素材の家とはこう作るべきだ!」なんて設計事務所も×だな…かなり選択肢は少なくなります…

というわけで、とりあえず「とある方」のための?工務店選びの注意点を列記いたします。
もちろん、この意見にたいしての「文句」「異論」はたくさんあるでしょう。あくまで「私の個人の意見」です。。。



キーワードは…

(1)あまり規模が大きくない
(2)フランチャイズに加盟していない
(3)設計事務所を併設していない
(4)社長やスタッフが若い
(5)急激に成長していない
(6)地元の会社
(7)不動産会社を併設していない

ということを基本にお考え下さい。その理由は…




(1)あまり規模が大きくない

大規模&広範囲に施工している会社は、施工も打ち合せも一律的にならざるを得ません。工務店の監督や営業マン、設計担当者が、一軒一軒に対する「想い」を強く持つと会社が成り立たなくなるのです。自然素材を使っていても、その仕様などはかなり限られてくるでしょう。そうですね…一概には言えませんが、従業員は10人ぐらいまで、地域密着がコンセプトの工務店なら親身に相談に乗ってくれるでしょう。



(2)フランチャイズに加盟していない

フランチャイズ(FC)で自然素材を売りにしている会社では難しいですね。自分が経験したり考えたり研究した結果が反映されるのではなく、FC本部から供給されるデーターや建材を使っているだけ。場合によれば設計も本部で?これでは話しにならない。「流行ってるから」「売れるから」「儲かるから」が根本にあるわけで、施主の意向は二の次。お客さんの家を「宣伝のための大道具」と思っている輩も少なくはないです。



(3)設計事務所を併設していない

ちょっと訂正…設計事務所として登録や実務をされている工務店も少なくはないですし、それ自体は問題ではありません。「デザイン」をメインに手がけている設計事務所さんの場合、御自身の観点や持論が提案に強く反映されます。建て主がその設計事務所のファンであれば素敵な家になるでしょう。しかし、御自身の思い描いたデザインやマテリアルを使いたいならば…設計士さんと衝突するかもしれませんね…




(4)社長やスタッフが若い

長い年月を苦労して経験した社長様がダメと言うわけではありません。熟練のスタッフを否定するわけではありません。ようは「頭の柔らかい社長やスタッフ」で構成されているかということです。古典的&保守的な考え方ではコストがかかったり、野暮ったいデザインになったり、構造的な問題が起きたり… 新しい技術や工法、理論を知った上で、伝統的技法や匠の技をクライアント様の望むデザインとマテリアルで!…これが理想ですが、なかなか難しいことなのです。



(5)急激に成長していない

これも判断が難しい… 急激な成長を遂げている会社がいくつかあります。が、私が納得し、共感できる会社がないのです… 素人の営業マンに軍隊のような教育を受けさせ、仕入れ値の倍の値段(定価以上になったり!)で施工するリフォーム屋さん。営業所をドンドン増やしながら、西から東へと網羅を進めているハウスメーカー。これらの根底にある物は「客は金」だということ。お客さんに真剣に向き合い、満足していただける「家創り」って…そんなに儲からないのですから…(汗笑)



(6)地元の会社

出来るだけ地元の会社で。これは冒頭に述べた「CRAFTが兵庫県で施工する」ことにつながります。搬送費用、交通費、現地業者への委託、場合によれば職人の宿泊費なども… このようなコストはクライアント様にかかってくるわけです。ただ…「地産地消」が最善、とも言えない(奈良の方が安い物も多い)のですが…



(7)不動産会社を併設していない

不動産屋さんで「建売住宅も販売しています!注文建築も請け負います!」という会社。これも多いですね。これが「工務店→不動産屋」ならばまだしも、「不動産屋→工務店」の場合は…お勧めできません。基本的には営利を最優先させるので、家への想いはそう強くはないでしょう。「建物は土地のオマケ」なんてこと、平気で言う人もいますから。まぁ…それも「考え方」の一つですが。





と…長々と「能書き」を書きました。中には「非難中傷」「暴言」「営業妨害」と取られる文面も多く… 直接「会社名」を出していないので許してください…(汗笑)

いや、もちろん素晴らしい家を建てている会社はたくさんあります。いやいや…もしかしたら、一般的な方は「そんな会社」の家の方がいいのでは?必用にして充分な間取り。使いやすくて安心の出来る便利な設備。小綺麗にまとめた流行のデザイン。そう、「個性的な家」を求めなければね。。。

今回の7つの項目。これは「とある方」のためのものだ、ということを改めて申し上げます。が…CRAFTは「とある方」のような方々のために家を創っています。これは創設当時(正確には創設前)からの揺るぎない信念です。我々と「波長の合う方」「価値観を共有できる方」だけのために、今後も尽力し続けたいと考えています。



【Pocket Marche-First】

直接「家造り」に関わる事ではないのですが…

当社と提携関係にある【Rabbit Garden】(以下R/Gと略)というお店。このブログでも何度か紹介いたしました。で、その【R/G】が主催する【Pocket Marche-First】への協賛をすることとなりました。当社は会場の運営と本部を担います。あと、イロイロと雑用、ですね…(汗笑)

主旨は…ありきたりですが「LOHSの観点」かな。「持続可能で健康的な生活スタイル」と訳せば堅苦しいですが、自然素材やアンティーク、花やグリーン、JUNK、ナチュラル、ハンドメイド、アメリカンにヨーロピアンなどと「キーワード」を列記すれば【CRAFT】の家創りと共通する部分も多いのです。



                ま、何はともあれ→コチラをクリック!



日時は…チョット先ですが11月22日。場所は名阪国道の「針テラス」です。

なお、【R/G】のブースには…私の「もう一つの顔」であるJUNKU雑貨作品が並びます。古材、廃材、錆びた鉄板や鉄線などを使った雑貨がたくさん並びます。基本的には本部ブースに居ますが、オーナーの「Maminさん」に声をかけていただければ「初めまして~♪」とご挨拶に伺います。

あ、「顔」は…他にもたくさんあります…(汗笑)




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【R/G】の移動販売車「花ぽけ号」です。

 


舞子~垂水~芦屋の旅

今月の中頃に、チョット神戸方面へ。。。

毎度お馴染み?の「A氏」と待ち合わせ。まずは定番となってしまった「安藤建築」の探索です。今回は個人邸なので詳しい情報が無い…Webで見つけた写真が一枚。明石海峡大橋の位置から「舞子の浜」だと判断。どうにかたどり着いた…というか、とても解りやすい場所でした…(汗笑) 
「4m×4mの家」と、「4m×4mの家(2)」近年の安藤建築としては珍しい個人住宅です。もちろん生活をされているので内部は見る事が出来ません。が、いろんな方がレポを上げていますので検索してください。一棟はRC、その後に別の方へ木造で。この辺りの感覚が…安藤氏のスゴイところなのでしょう。。。(汗笑)

続いて「舞子ホテル」へ。大正14年建築の洋館です。現在は宿泊施設として使われていますので…中庭までソ~ッと入って眺めるにとどめました。男二人で泊るのはイヤだ…(笑) 海沿いへ車を走らせて到着したのは「移情閣」です。現在は「孫中山記念館」として公開されています。こちらは 大正4年の建物で、日本最古の「木造コンクリートブロック造り」だそうです。内部は中国風の装飾で非常に贅沢な作り。素晴らしい建物でした。

その後は「塩屋~垂水」辺りをウロウロ…「ジェームス山」界隈に、興味のある建物がたくさんあったのですが…道が細く、曲がりくねっていてたどり着かない…(泣) で、諦めて宿へと向かいました…(汗笑)

ユックリと温泉に浸かり、食事を取って早々に就寝。。。

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これも…建築物…(汗笑) インパクトはかなり大きいよね。


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この「橋」というのも素晴らしい構造美ですね。機能の集約なわけですから。


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「4m×4mの家」です。その名の通り。。。(笑)


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「舞子ホテル」のファサード。中から従業員の方が怪訝そうに…で、即退散!


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「移情閣」の外観。3棟の建物で構成されています。


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何とも贅沢な室内…中国の革命家らしい?作りですね。


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天井には2匹のドラゴ~ン!ちなみに壁は彩色された「唐紙」貼りです。





明けて朝。しっかりと朝食を取り、向かったのは芦屋です。今回の最大の目的?の「ヨドコウ迎賓館」へ到着!開場前だったのでテラスでノンビリ。神戸の湊の先には瀬戸内の風景が広がります。素晴らしい光景と気持ちの良い風。これだけでも、ここへ来た値打ちがあるね。。。(穏)

で。その迎賓館ですが、天下御免の「フランク・ロイド・ライト」氏の代表作です。10年ほども前から訪れようと思っていたのですが、ようやく叶いました。ライト独自の空間構成、細部のディテール、大量の大谷石を用いたテクスチャー。過剰とも言える装飾は「不規則の中の規則」を感じます。「光と陰」「広と狭」「明と暗」などの構成変化による空間表現は文句なしに素晴らしい!
これらの要素を一般住宅にそのまま取り入れることは難しいと感じるでしょう。しかし、彼の意図した「理由」を考えれば納得が出来るのです。そして、それらを一般住宅に活かすことが出来るのです。「理由のあるデザイン」には、規模や予算は関係ないのです。。。(謎笑)

ふう。。。お腹いっぱい!とライト建築を堪能したところで…どこへ行こう?東灘区を探索つもりだったのですが、急遽予定変更!にて「芦屋・六麓荘」へ。言わずと知れた「超高級住宅街」です。急な坂道を登っていくが…うん?まぁ、立派な家だけど…普通だよな? ところが、芦屋大学を超えた辺りで急に区画が大きくなり…なんじゃぁこりゃぁ~!!!な家ばかり…(驚) ケタが違う。一区画は300坪を超え、その建物は…「城」です…家じゃない。「白馬の王子」や「アラブの大富豪」が出てきてもおかしくない…(笑) ま、目の保養とネタにはなったが、参考にはならないな…(汗笑) で、個人宅なので写真は撮らずに下山いたしました。。。


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宿から見下ろした風景。立派なホテルの裏側はこんな感じでした。。。(汗笑)


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迎賓館の「一番見晴らしの良い部屋」を下から見上げたところ。


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その部屋の内部です。見事な「光と陰」の構成。。。


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天井の見切り間際に配された小窓…って…全部、小さなドアが付いてるぞ!


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ライト氏は「作り付けの家具」が大好き。複雑な構成の飾り棚です。


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和室の床の間。和洋折衷?不思議なデザインです。。。


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欄間は真っ青に錆びさせた細工銅板。こだわり、ってっか…もはや意地?(笑)





今回の旅での収穫。「形は機能を伴う」←バウハウスの原則とも言うべき言葉ですが、単に機能追求を満たすだけではなく、自然との調和と共生、伝統や文化に加えて「遊び心」をも満たした上で成り立つ物があるのでは?ということ。ガウディーの自然倫理に根底を置くテクスチャー。ライトのデザイン。日本古来の城郭の美しさ。古民家の機能性。工業施設の無機的な機能美。イギリスやフランスの伝統的な建物。それらの持つ「美しさ」はなぜ生まれるのか。まだまだ私ではたどり着かない部分ではありますが、一律的な住宅とは全く違うデザインを提案し続けたいと思っています。。。




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理想建築工舎CRAFT:代表理事
Pocket Marche E.C:事務局長
Flourish Gardening:事務局長
CRAFT DESIGNS:Planner
Rabbit Garden:Manager

堤 義樹

Author:堤 義樹
【理想建築工舎CRAFT】は、プランニング&デザイニング、設計、をはじめ、建築に携わる全ての職種に於いての専門家で構成されたプロフェッショナル集団です。設備機器や輸入資材は原価を完全公開。もちろん材料の支給、セルフビルドもOKです。「木・石・鉄・ガラス」など世界各地のあらゆる自然素材を可能な限り取り入れ、太陽や風などを積極的に活用し、自然と共生する住宅を提案し、施工いたします。

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